こんにちは、アンソニーロビンズ「直伝」トレーナー池田貴将です。


本日は、すでにご存知の方も多いと思うのですが、
アンソニーロビンズのところで習う「ノートの書き方」をお伝えしてまいります。


アンソニーロビンズのセミナーの初日だったり、グループをまとめるトレーナーの方々が教えてくれるノートの取り方は、いずれも「セミナーでの学び気づきを結果・成果を変えることに繋げる」というところに重点が置かれています。


そのため、「きれいにノートをとる」とか「整理してノートをとる」ということではなく、
「実践・成果に繋げる学習」というものです。


それは何かというと、とてもシンプルなものです。


「講師が言ったこと、書いたことをノートにとるよりも、

 そのときに自分自身の頭に浮かんだこと、ひらめいたこと、あれをやろう!と決意したことを書く



ということです。


たとえば、ある人の講演を聴いていて、「人の話を聴く事が大事」と言われ、胸に深く突き刺さったので、ノートに「人の話を聴く事」と書いたとします。

すると、数日後や講演の後に読み返したときに、「あれ?こんな当たり前のこと言ってたかな?」となってしまうのは、そのときの「感覚」がなくなっているからです。


わたしたちは人の話をきいていても、同時にたくさんのことを考えています。
そして、人の話をきくことで、ひらめいたり、アクションプランがおもいつくことがあります。


間違いなく研修などの学習の費用対効果が高い人は、「知識フォーカス」ではなく「アウトプットフォーカス」です。

私自身の講座に参加されている講演家の方は、私の講座をききながら、たくさんメモをとっているのですが、何をメモしているかというと、自分の新しい講演のレジュメを書いているのです。


それは、その人が講座中に「あ!これを話そう!」とか「あ!こういうロジックがいいな!」など、様々な「アイデア」がひらめいたと同時に、それを「価値を産むかたち」へ変換しているのです。

なので、「アンソニーロビンズの知識」はなくとも、「在り方・実践の姿」がアンソニーロビンズの原理原則からぶれなくなっているのです。


私が読んだ本をひらくと、ただ線がひいてあるのではなく、著者への「合いの手」が書かれています。

「なるほど!!!」
「あ~!そういうことだったのか!!!」
「これは絶対やります!!」
「あれ?この前の○○とはどう違うのか?」
「これはアンソニーロビンズのフォーカスを変える手法か?」

など、その本を読んだときに「思ったこと」を即座に形にしておくのです。


特に、私自身はアンソニーロビンズのトレーニングに参加すると、英語だということもあり、そのまま書き写そうとすると、とてもとてもついていけません。

なので、アンソニーロビンズが話しているのを聴いて、自分の中に浮かんだ言葉やまとめをノートに書き続けました。

そうすると、自分の言葉を読んだときに、そのときにアンソニーロビンズが何を言っていたのかということも同時に思い出せるようになるのです。


今回お伝えしたことは非常にシンプルで、結果や成果を変える原理原則ですので、
すでにご存知の方、当たり前のように実践されている方も多数いらっしゃると思います。

まだご存知でなかった方に、少しでも参考になったり、
自分では当たり前だったけど、気づいておらず、気づいたことで周りに教えられるという方もいらっしゃると思ったので、書く事にしました。


少しでも参考になれば幸いです。


池田貴将