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ジャズベース 〜 周りの音を聴こう(5)
ジャズベース 〜 周りの音を聴こう(1)
ジャズベース 〜 周りの音を聴こう(2)
ジャズベース 〜 周りの音を聴こう(3)
ジャズベース 〜 周りの音を聴こう(4)
に続きその5。
ドミナント7thやマイナー7thコードから
ルートが短3度下のコードにつなぐ場合、
7thを経過して下りるのが定跡的。
例えば、このような進行の場合…
↓
C音→B♭音→A音という流れを作ることが第一の選択肢。
↓
特に初心者の場合、
我流のラインでコード進行の流れを阻害してしまうよりも、
面白くないかもしれませんが、
ウォーキングの場合も同じ音を重ねて
ド→ド→シ♭→シ♭…
というラインの一択でもいいぐらいです。
さて、ここから「周りの音を聴こう」という話を。
上記は、どのような周りのサウンド状況でも
とりあえず譜例のように弾いていればまず間違いない、
という話ですが、
上級者の場合、
ピアニストがこのラインに合わないコードを弾く可能性があります。
具体的には、ピアニストが
マイナー7thコードでマイナーメジャー7thコードを弾くケースです。
そのままB♭音に下がると音がぶつかってしまいます。
他の音に逃げるか、
C音で引っ張って直前に短い音符で経過音的にB♭音を弾く方法が考えられます。
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