元麻布のKaikai Kiki Galleryで開催されていた本展覧会。
村上隆氏がプロデュースされていたようなのですが、
その村上隆氏の作品も展示されてました。
村上作品は、
僕は初めて生で近くで見たのですが、
なんか表面すごかったです。
技術的な部分は話では知ってはいましたが、
実際に見てみるとそのこだわり。
想像を超えていました。
(写真、、あった!ココ。上から4枚目かな?右に2枚並んでいる作品。小さいね。。)
たとえ大きな画像でも、
写真じゃ絶対に伝わらないと思うのですが、、
キャンバスなのにまるでブリキのような表面の質感。
僕も作品によっては、
ニスで厚いコーティングを施したりするのですが、
そんな感じじゃない。
ニスをスプレーしてるんだろうけど、
ムラが無くて均一で、
でもコーティングしたという厚みも感じない。
すばらしくフラットな表面。
その発色にしろ、
その線にしろ、
なんか完璧!って感じで、
注意されちゃうんじゃない?っていうぐらいに顔を近づけて見入ってしまいました。
僕は作品を見る時に
いつも必ずキャンバスの横を覗いてしまいます。
キャンバスの横をどのように処理しているかで、
その作家が作品にどのぐらいのこだわりを持って制作しているのかが分かるような気がします。
靴を見ると、その人の性格が分かる。
みたいな、そんな感じかなぁ。
村上作品も、
いつものように横を見てみたのですが、
そこでもまたビックリ

横も描いているのはまあ当たり前として、
その精度がすごい。
描いているのかシルクスクリーンで色を置いているのか分からないけど、
(たぶん、色を置いた後に、また描いているのかな?)
奇麗な細い曲線までも、
少しの歪みも無く描かれていました。
角ってどうやってシルクスクリーンで色をのせるんだろう?
とか、
描いてから貼ってたりして。
とかいろいろ考えてたりして。
で、まあ、ここまでも結構驚いているんだけど、、
それでも一番感動したのは、
キャンバスの折り目までにも色が入っていたことでした。
折り目に描かれた線までも歪んでない

さすがにこれには驚きを通り越して笑ってしまいましたが。。
ほんとに技術的にすごいことやってるなと。
ここまでくると工業製品に近い感じです。
一作品、何千万円もするのが納得できたような気がしました。
ただ1点、気になった事が。
これは表面にただのっているだけなのか、
中に入り込んでいるのかはっきりとは分からなかったですが、
表面に若干(ほんとうに僅かですが、、)のホコリが付いていたのが気になりました。
僕も表面にニスをのせる時に注意を払うのですが、
やっぱそこは多くの人が普通のアトリエで制作している限りしょうがないのかなと。
でもまあ、
村上さんだったら無塵のクリーンルームを作って
その中で仕上げするなんてすぐに出来ちゃいそうだけど。。
とにかく、ただただ驚き、そしてすごく勉強させてもらいました。
やっぱり本物は生で見ないと何も分からないっすよね。
(。-人-。)
あっ、今日DM最終便、発送させていただきました!