第2回目の標記審議会の傍聴報告です。

配布資料はタブレットに入っていましたので持ち帰ることができず、今回も手持ちのメモ資料での報告です。

 

大きく3つの議案です。

〇前回審議会の振り返りについて

〇池田市教育振興基本計画について

〇アンケート調査の結果について

 

〇前回の審議会の委員から出た意見に対する数的根拠を示す資料が提出されました。

(年少人口)

平成23年 0歳児 855人  →  令和7年 14歳児 964人 と109人の増加

このように転入超過は他世代も起こっているとのこと。

 

(就学前児童の状況)2号・3号・新2号の子どもたち

☆保育ニーズ 平成27年 29.2%  →  令和7年 57.3%  ➨令和11年は61.5%まで増加すると推計

 

(支援を必要とする児童)

令和2年 2.6%  →  令和7年 6.0%

 

(留守家庭児童会)

平成26年 610人 →  令和6年 1,006人

ちなみに令和7年からは4年生まで拡大しており、令和7年であれば1,136人

各校では使用教室が増加。その背景には支援を必要とする児童・生徒の人数が増加しているため、令和7年3月に北豊島小・石橋小では留守家庭児童会専用棟を設置。

 

・支援学級では8人で1教室が基本で、障がい種別により異なる。よって、教室内を異学年をパーテンションなどで仕切ったりして工夫している状況。知的障がい・自閉症が主となっている。

・学校が建てられた高度成長期には、教室・特別教室・職員室・保健室・トイレくらいの機能であったが、今は日本語学習などの個別対応できるスペースや不登校などの個別指導、相談スペースなど様々な用途が求められている。

→これらの数的根拠から、全国的には人口減と言われているが本市においては、そこまでは減少しておらず、今後もしばらくは保育ニーズや支援を必要とする子どもたちが増えていくものと想定。

 

〇第2次池田市教育振興基本計画について Well-being 「教育のまち池田」

Well-beingとは、「全ての人々が今も未来も幸福で豊かな状態であること」

4つの基本方針「育む 伸ばす 支える 拡げる」

 

01育む   未来志向の学校空間デザイン

       時代の変化に対応した資質・能力の育成

      ラーニングコモンズ

       探究的な学びへと授業を変革する象徴的な学びの空間

      普通教室における学習時間

       多様な学習活動を展開することができるよう広がりのある空間

 

02伸ばす  すべての可能性を伸ばす環境の構築

      学級外の学びの場

       学校以外に学びの場を求める子どもが豊かに学べる空間

      低学年段階の教室空間

       体験的・実践的な学びの場を創出・充実するための空間

 

03支える  安心して学び合える魅力ある学校園づくり

      教職員の執務空間

       教職員の労働環境を改善し、パフォーマンスを最大化するための空間

      環境デザイン

       温かみと清潔案があり、心理的安全性を生み出す空間

      バリアフリー化

       誰もが過ごしやすく豊かなコミュニティを創出する空間

 

04拡げる  家庭・地域・社会における主体的な学びの推進

      留守家庭児童会

       放課後の居場所も心地よく豊かに学ぶことができる空間

 

委員からは、Well-beingを選択しない方法もある、「Face to Face」の授業から1人で学ぶ単位制にシフトする流れもある、理想的な空間デザインであるなどの意見が出ていました。

これらの計画を実現するとなると、建て替えや敷地面積を増大しなくてはならないのではという意見もあったが、個別の施設計画でなく、方向性・校区再編を検討する会議であるとのこと。

 

〇アンケート調査の結果について

児童・生徒約7,500人を対象に実施。回収3,049人、回収率40.6%

学校施設の使いづらい場所、直してほしい場所に関して、

トイレ32%、プール10.3%、教室9.7%、更衣室6.2%が上位でした。

やはりトイレは汚い、臭う、洋式ではないというものです。

 

また、学校施設に満足しているのかという問いには「普通」が多く、学年があがればその比率が低くなり関心がなくなっていくのではという分析でした。

教職員770人中178人から回収。23.1%の回収率。

老朽化46.6%、教室28.7%、プール、トイレとなっています。

子ども対する安全や学習環境の整備の充実を求める回答となっています。

一方、空調や体育館に関しては満足度が高い結果となっています。

 

委員からは、DIYのようなペンキで塗装をし、その後清掃をすることでキレイに保つような指導ができないのかといった指摘もありました。トイレの洋式化率は65%で、コロナ禍で設置した非接触性の水道栓(2/6栓程度)は一定普及しているものの、通常の「蛇口」は図工の時間やホースにつなぐなどの必要性もあるので、そのままでよいところも指摘されています。

 

次回以降には、今回準備できなかった「学校施設の利活用の実態」「目標耐用年数・コンクリートの圧縮強度について」「インフラ整備の状況も含んだ学校施設の老朽化状況について」「学校施設の複合化事例について」「共同利用施設の今後の在り方について」「財源関係について(学校の整備に係る財源の種類、給食センター整備時の財源)」の資料で整理をしていくとのことです。