標記、令和7年度第1回目の地域公共交通会議を傍聴してきました!

 

結論として、人口減少に伴う生産年齢人口の減少と高齢化が大きな影響が出ているものと思われます。

 

➀路線バスの減便について、「阪急バス」さんから説明がありました。

阪急バスのみならず全国的な課題として、バス事業の労働力不足が挙げられます。

その要因は全産業と比べ、労働時間が長く、年間所得額が低いため、就業を敬遠されています。

よって、予定している採用者数よりも退職者数の方が多く、運転士数が減少しています。

そのような背景の中、運転士数に合わせた輸送量になっており、黒字路線でも減便せざるを得ないことが現実化されています。

それが、2025年4月21日からの運行内容の変更や廃止となっているとのことです。

 

②地域公共交通計画における目標設定に関しては、コロナ禍前の数値を基準に設定してします。

池田・石橋での計画策定時の公共交通利用者数(鉄道・バス)の目標値を下回っています。

施設循環福祉バスの利用者数の減少幅が大きいことは、「敬老会館の再整備に伴う解体」による利用者数の減少です。

数字の開きの要因は「北部での減少が一番の要因」と評価されています。

また、「阪急タクシー」さんも20年前と比べ、当時2,000人がいたタクシー乗務員が今は700人程度となっており、供給量が減少しているとコメントがありました。

 

③、➀②からの公共交通の課題・施策として、持続可能な公共交通体系構築と役割分担の整理が方針の1つとして挙げられています。

ドライバー不足への対応として、バス運転士職業理解セミナーの実施や交通結節点でのバリアフリー化を実施、福祉バスのルート見直しや既存バス・タクシー等への転換支援等が検討されています。

2つ目の方針として、地域公共交通への利用促進として、転入者向けにバス無料券の配布(250円×4枚)を令和6年5月開始や75歳以上の免許返納者に対する2,000円の補助を令和5年開始などを実施していますが、利用者が伸びていないことが検討材料の一つです。利用促進イベントの検討や学校モビリティマネジメントとして出前授業をされた実績の報告がありました。

 

④伏尾台地域の「らくらく送迎」に関してです。

池田市内で最も少子高齢化が進み、人口減少も進行しています。人口は約5,000人で高齢化率は約42%と池田市の平均約27%をはるかに超えている地域です。

そこに地域住民主体となって運営している「らくらく送迎」があります。ただ、大きな課題も抱えています。

「ボランテイアドライバーの高齢化」「要介助者の漸増による既存利用者減」「運行車両の変更(リース→市所有)」「後継者の育成状況が芳しくない」「登録者数に対して利用者数が少ない」ことが挙げられています。

今後に関しては、制度の継続か新規の取り組みに移行するか協議やドライバー不足に関しての制度の柔軟な運用検討・運行方法変更の検討が必要となってきます。