2日目の今日は、富山市の「まちなか総合センター」を視察させていただきました。7校あった小学校を2校に統廃合し、その跡地を①子育て支援②在宅医療③地域コミュニティの醸成などを推進するために建てられました。
その中には産後4ヶ月までを対象とした産後ケア応援室があります。6連泊までを期限とした宿泊やデイケアがあり、産後のリフレッシュ等を目的に設置されています。かなりのリピーターがいらっしゃるそうです。また、在宅医療のためのまちなか診療所があり、医療介護連携室といった医療・福祉の専門職が配置されています。
私自身一番驚いたのが、病児保育室の運営内容です。病児・病後児保育は各地で拡がってきています。ここは対象児童が保育園等で急病になり、保護者等がすぐにお迎えに行けない場合、代わりに専門スタッフが迎えに行き、病院に連れてから保育室で保護者が迎えに来るまで預かってくれるのです。
子育て支援で保育ニーズの質を高めることが必要と認識していましたが、このように働く保護者への支援もニーズの質を高める大切な施策です。
他にもまちなかサロンがあり、高齢者等が集まる居場所としており、毎日、専門職からの研修があり、学ぶことができる環境になっています。
人口減少や公共施設の老朽化等は全国的な課題となっています。その際にどのような視点で施策に取り組んでいくのか、とても重要な視点となります。
この度の富山市は、地域共生社会のために福祉・医療・子育て支援などの施策を横断的に実施することを目指しセンターを建てられました。民間事業者の参入により、市民のつながりを大切にしようと建設され、その中にしっかりと行政職員も魂を込めて、運営されています。
このまちなか総合ケアセンターは「総曲輪レガートスクエア」という名前がつけられています。この「レガート」はイタリア語で「つながり」を表わすそうです。想いをセンターの名称に込めたことからも今後「つながり」が大切になっていく世の中なのだと実感しました。