自死で大切な人を亡くすということ、集いに参加するということ

認定NPO法人 国際ビフレンダーズ 大阪自殺防止センター理事長 北條達人

・国際ビフレンダーズ 大阪自殺防止センターとは

・土曜日の集い、水曜日の集い

・安心して話せる場所

Ⅰ)大阪自殺防止センターの目的と活動

「傾聴とビフレンディング」によって自殺を考えてるほどの孤独」、苦痛、抑うつなど、感情面で和らげることを目的として、1978120日に設立

【活動の内容】

  1. 電話相談

  2. 自死で大切な人を亡くされた方の分かち合いの場

  3. 面接相談

  4. ŞÑŞ相談

2)国際ビフレンダーズ

  世界40か国に広がる活動。

  ビフレンディングは「友となり、苦しむ人のそばにいることをめざして、孤独」や絶望を感じてるいる方々の心に寄り添い支援している

3ビフレンディングとは?

  Be frend(ing)=そばに居る

  • 上下関係でない者、横並びの関係

   ◎支援の仕方には2通り

     Being(居る) 感情面での支

     Doing(~する)具体的支援

4専門家でないボランティアとして活動する意味

  創始者チヤド・バラ牧師が教会で、お茶の接待をしたボランティアが横に座ってただ話しを聴いてくれた。

  そのことで、気持ちが和らいだ。

  専門家である必要はない

  友達としてそばに居ることが大切

5電話相談の声から集いの開催

  家族を自死で亡くされて苦しまれている方の声から、自死遺族の集いの必要性に気ずく

  *同じ辛さを語り合い、亡き人のことを語り合える場所

6わかちあいの会

 ・1週間、半年、1

 ・20年、30年を経た人が、初めて参加

 ・顔ぶれが流動的

 ・毎回、「一期一会」で臨んでる

7わかちあいの会の目的

 どこにも、誰にも話せなかった苦しさ、しんどさ、つらさ、悔しさ、悲しみ、自責の念。

・大切な方を亡くされ方が自分の気持ちを「安心して話せる場」

人と人とが関わり合い、支え合う場所

参加者同志、語り合い「共有する場」

8わかちの会のエピソード

①「経験しなければ分からないものだったら、分かってほしくもない」

②娘の姿を見たとき、『やられた!』と思った。

「時が癒してくれる。日にち薬」

 その時の状態が真っ赤だとする。年月がたって、赤が薄まってくる。少しずつ苦しくなってくる。

 でも、赤が消えて無くなることはない。赤は残り続ける。「どうしょうもない悲しみは残る」

9安心して話せる場所とは

①この社会は「心の傷」をもった人々で満ちている。

いま ここ】を大切に

あの頃の自分に会える場所としての遺族会

 

)質疑応答

  • コロナだから必要⇒死ぬことが怖くなくなった          

  • 甥子がなくなり、弟の気持ちが分かった⇒集いだから言えた

  • 第一発見者は、(まだ、大丈夫と思い)仕事に行く。

  • 苦しいが忘れたくない思い⇒「日にち薬でない」

                ⇒*「共有する」

「心のケア」

   淡路震災が契機⇒*「共に支え合う場」が必要。

「いま、ここ」

  * 流動的でもあり続ける⇒「支え合う」

○「ことばのこわさ」

   ⇒辛いのは、「私も」や‼

  

            

Ⅲ)分かち合い

 参加者は7名。

  • 早く目標をもちたい⇒孫、第二子がいないと「早く迎えに来て!」の思い。

  • 比べないで⇒私も」つらい。

  • 「ことばに敏感」になる。

      例)演歌の「死」に涙

●「一人になる」と泣く。

 ⇒「悲しみ、苦しみをあるがまま」生活していく

 「苦しいまま、救われる」世界がある

  • 「有識」―意識をずらす。

      例)料理ずくり、絵画

●「力をぬける」場がある。

    例)西国三十三カ所巡り⇒自分に必要な文は、心にに響く。

「見えない世界が見える」

  ⇒見方が変わる。

  ⇒*「自分で気ずく」

「認めてない」

  ・帰ってくると思う

    例)30年たっても「間が欠けてる」と思う。

 

Ⅲ)今後の課題

「居場所」をもち続ける

  ⇒「支え合う場」を保つ。

  • 啓発活動をやり続ける

     ⇒差別、偏見(結婚、いじめ)

                                

 

 

次回案内  

11月21(土)午後2時から
・ステーションN 3階

(阪急池田駅前より徒歩2分)

・事前申し込み不要

・無料

 

 

 

 

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