参加者 21名   新規 2名

 

「ひとりぽっちにしない・させない」

勝部麗子(豊中社会福祉協議会・事務局長・社会福祉士)

 

1) *生活困窮者自立支援法で始まった「断らない福祉」

*生活支援コーディネーター、CSW、生活困窮者自立支援法で求められる地域づくり

*我がごと・丸ごと地域共生社会の実現

2)地域共生社会への新たなステージ

 ・一人も取りこぼさない・・・SOSをだせない人にと届く

 ・排除から包摂へ

 ・支えられた人が支えられる人に

 ・全ての人に居場所と役割を

   徹底した本人尊重と力が発揮できる社会づくり

 

   ・・・それを支えるための丸ごと

        断らない福祉

   ・・・福祉が町おこし

   ・・・社会的孤立への対応

2) 豊中社協のCSWのとりくみ

①     制度の狭間から地域づくりへ

②     住民と協働するワーカー

③     ライフセーフティネットのしくみ

④     プロジェクト会議

→個の課題から地域づくりを考える

 ゴミ屋敷、子どもの貧困、ひきこもり、8050、アルコール依存

3) 豊中型重層型支援体制整備事業

・アウトリーチ→早期発見のしくみ

・断らない相談支援体制→地域から社協CSW

・参加支援→食のアウトリーチ・食材支援・訪問

   ・地域づくり

①     学校と福祉の連携プロジェクト

②     外国人と福祉のプロジェクト

③     ひきこもり支援 8050支援

4) 二つのアウトリーチ

・問題解決型のアウトリーチ

→本人に困り感がない場合支援拒否となる

・見守り型のアウトリーチ

     ∐

 コロナで生まれた

 本人にとって必然性があれば喜ばれるアウトリーチ

  ・食材支援

  ・宅食

  ・学習支援

  ・体験活動への案内

5)・本人にと目標を共有する

 ・諦めない心

 ・社会資源の活用は本人が主体化しないと始まらない

 

Ⅱ)分かち合い

 ● 6年前、夫との別れ

 ● 真言宗ゆえ、御祈禱によって回復を願ってた

 ● 霊が出てくると睡眠妨害される

 ● 兄弟でも性格が違う。

   弟は、親の言う通りやってもうまくいかない。この世に見切りをつけた

 

Ⅲ)今後の課題

 ・【居場所】とは、そこへ行ってやることがある。

 →【必要とされる存在】になる。

 ・【周りの人の意識を変える】ことが『生きる』かてになる。

 

 

 

 

次回案内 

 4月15日(土)午後2時

 「遺族会に参加することの意味」

  黒川雅代子

(龍谷大学短期大学部、社会福祉学科教授、ミトラの会代表)

事前申し込み不要

参加費無料