田舎暮らしの陰キャアイドルヲタクのぼくが、まさか六本木のキャバクラに行く事になるなんて。
ぼくの推しメンは地下アイドルを卒業した後、六本木のバーで働いていました。
六本木のバー!?そんなとこ怖くて行けやしない、あぁ最愛の推しにもう会いに行く事は出来ないんだと悲しみに暮れていたその時に彼女が放った一言、
「ジャージで来る人もいるし大丈夫だよ!」
その一言で初めて六本木のバーに足を踏み入れることに。
六本木の駅に降り立つのですら場違いと思ってたしめちゃくちゃ緊張したけど、たまたまアイドルが好きなスタッフさんも居たりで楽しい時間を過ごせました。
何より推しが作ったお酒が飲めるという幸せな体験が出来て嬉しかった。大好きな人が作ってくれたお酒は世界一美味しい。
その後諸事情で来店連絡用のLINEが返せなくなったと聞き、彼女が出勤しているか分からないのに片道2時間かけて行けないなーと諦めて数ヶ月。
更にそのお店を辞めてしまったと知って、あぁもう会いに行けなくなっちゃうんだと落ち込んでしばらくしての彼女からの発表。
ホステスって聞いて、一日だけ落ち込みました。その理由は、「あー色んな人とデート(同伴)するのかぁ」です。(自分もデート出来る権利が発生するのに)
本人が世間の印象は良くない職業と書いていて
自分も正直お金が全ての世界ってのと、縁の無い世界だなとは思っていました。つまり偏見は有るのだけど、会いたいが勝ちました。
それに推しが出来てその子が喜ぶ顔が見たくて一生懸命になる、「好き」が原動力になるのはアイドルと一緒だもんね?シャンパン開ける財力も無いので偉そうには言えないんですけど。
安月給のイチ庶民が会いに行けるのか、料金システムをせっせと調べてよし!行ける!って思って早速連絡。
「同伴する?」の問いに、同伴とは六本木の高級なご飯屋に行くものと思っていた自分は無理だと思って慣れてからにします、、、と濁して返したところ
「カフェとかでも大丈夫だよ?」のお返事。
え、カフェでもいいの!?行く行くー!!と二つ返事。アイドル時代にお互いカフェ好きで意気投合していたので、ついに念願のカフェデートが叶うのである。
そして当日。
変な思い込みで待ち合わせ場所を間違え遅刻したポンコツを、怒らず迎えてくれた優しい推し様。
今までのこと、これからのこと。真面目な話をたくさんした。
将来の夢の為の資金と人脈作りっていう明確な理由があったし、人懐こくてお話が好きな彼女には向いてる職業なんだろうなって思った。
アイドル時代にはチェキを撮ってサインを書く間の数十秒のお話しか出来なかったのに、こうやって向かい合ってゆっくり話が出来る日が来るなんて夢のようだった。
そして開店時間になりお店へ。
お店は小さめで、老舗らしく落ち着いた雰囲気。
推しのお着替えの間に他のキャバ嬢さんがお話相手をしてくれたのですが、人見知りの自分にはちょっとした試練。
そしてドレス姿の推しとご対面。
至近距離で緊張してアッ綺麗です、、、とカタコトでしかコメント出来ない自分のばかやろー。
その後もゆったり二人で話す事が出来て、あっという間でも濃い時間だった。
こうして推しがキャバ嬢にならなければ足を踏み入れる事は無かった人生初のキャバクラ体験を終えての感想は、「同伴楽しい!幸せ!」です。
これからも推しと同伴する為にお店に行く感じになると思います。
というわけで、文章下手のまとまらない長文をここまで見て頂いた奇特な方がいましたら、ありがとうございます。
元仮面女子・宮瀬みあちゃん→現六本木ホステス・かなみちゃんに会いに行きたいけどシステムとかどれ位料金がかかるのか気になるって方がいたら分かる範囲でお答えします!(まだ1回しか行ったことないけど)