この度の豪雨により被害に遭われた皆様に、謹んでお見舞いを申し上げます。 皆様が一日も早く日常を取り戻すことができるよう心よりお祈り申し上げます。まだまだ予断を許さない状況で感染症なども心配ですよね…個人としては寄付することぐらいしかできなくて心苦しいのですが、どうかこれ以上被害が広がらないようお祈り申し上げます
私の中では百日紅=綿の国星
7月1日、富士山・山開きに合わせて、都内各所の富士塚のある神社では『お山開き』 が行われます。私は関西人なので、この様な江戸文化には全く馴染みがありませんでしたが、ある時JR十条駅から徒歩圏内にあるお富士さん「十条富士神社」のお祭りに誘って下さった方がいらして、その時、人生で初めて富士山から運んで来た溶岩で人工的に作られた富士塚に登りました。富士山を模した小さな山 (十条富士神社の富士塚は古墳らしいです)は結構な高さがあり、てっぺんまで登ると思いがけない達成感と、昔むかし富士登頂と同じご利益があると信じた江戸庶民の富士信仰への想いに触れた気がして胸が熱くなりました。富士塚のお祭りとしては、十条が都内最大級かも知れません。
それからというもの都内の富士塚を神社の中に見つけると必ず登頂?する癖がついてしまったのですが、1番のお気に入りは常時登山可能な千駄ヶ谷『鳩森八幡神社』富士塚
国立能楽堂に行く時に立ち寄りますが近くには、お洒落なカフェがいくつもあるので、セットで訪れるのが楽しみなエリアです
しかしながら大きな富士塚は、お山開きの前後数日しか登れません。今年は、夏越しの大祓&お山開きが週末だったので 両日、夫と一緒にお出掛けしました
6月30日 うだるような暑さの中、まず豊島長崎の富士塚の開山式へ。
え?こんな住宅街に本当にあるの…?と迷いながらたどり着いた富士塚こちら
小さな公園に隣接した少し地味目な富士塚でしたが、登ってみると大変な歴史を感じました。それもそのはず、江戸時代築造の富士塚の中では原形を最も保っているそうです。豊島区長さまもいらしていたので、ビックリしました
同じく場所が分かりにくいのと時間も無かったのでタクシーで移動。と言いながら1番の理由は余りの暑さで倒れそうだったからです真夏のプロバンスの石畳を歩いた白昼夢のような暑さをボンヤリ思い出しました。これって危ない症状ですよね…
プロバンスは、Eテレ「旅するフランス語」で現在放送中なのですが、過去同じルートを旅した事も手伝って色んな場所をジワジワ思い出し中…ピーター・メイル『南仏プロヴァンスの12か月』の世界懐かし過ぎです
大祓詞を唱え、人形(ひとがた・人の形に切った白紙)で自分の身体についた半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るため、神前に立てられた茅(かや)を束ねた茅の輪(ちのわ)を 皆でゾロゾロ三回くぐってからピカピカの社殿に入ってお参りした後、ミニ茅の輪を神主様から頂き感激しました。
夏越しの大祓は和菓子の水無月を食べる日。水無月は白の外郎(ういろう)に小豆を乗せた三角形の和菓子で、小豆には悪魔祓いの意味があり、三角形は暑気払いの氷を表現しているといわれています。
この暑気払いの意味がある水無月を食べて、無病息災を祈願する風習は京都が発祥
母が京都出身で子供の頃から水無月をよく食べてました。東京だと仙太郎さんで購入することが多いのですが、1個が大きいので抹茶・白・黒の水無月で、毎回どれにするか悩みます。(抹茶水無月は店舗によっては置いてありませんし、東京での販売期間は非常に短いです。もっと期間長くしてぇ〜)
翌日の7月1日は、以前から気になっていた上野にほど近い入谷の『小野照崎神社』こちらの富士塚へ
七夕前だったので嬉しすぎるサプライズでした
また来年も 小野照崎神社のお山開きに伺おうと決めました
移動途中で見つけたグーテ・ルブレ 入谷店 (GOUTER LE BLE)という老舗パン屋さんも良かったので、リピ決定
焼きたてパンの香りに溢れた店内とパンの種類の豊富さに心が踊りました。街で愛されているお店って本当に心が和みますし、幸せを届けるお店側の心意気も半端ない気がしました。(パン購入者にはモーニング珈琲サービス付き)
もしもこの時期に東京にいらっしゃる事があれば、是非富士塚に登ってみて下さいね
お知らせ
この度、沖縄の麻琴さまのお話し会のお手伝いをさせて頂く事になりました。遅いお知らせになってしまい大変申し訳ありません…でも まだお席が僅かながら残っていますので、御都合の付く方はどうかご検討下さい
麻琴さまのお話し会は、ブログを読んで頂けると分かると思うのですが、スピリチュアルで初心者が陥りやすい落とし穴 (皆が通る道) 視点からのお話なので参考になる事が多いと思います
オマケ
珍しく活動的な
コツメカワウソ君
最後までお読み頂き、ありがとうございました