映画「ものすごくうるさくてありえないほど近い」
トムハンクスとサンドラブロックが夫婦役で
その息子オスカーが9.11で亡くした
父の忘れ形見の鍵の真相を探しに行く成長物語。
なんと言っても純粋無垢なオスカーの一途な演技と
それを脇で固める大人たちの役者さんたちの演技が
素敵でいい映画だった。
このオスカー君、なんと素人さんみたい。
これが初演技。
まさにミラクル。
これは監督さんやスタッフさんの力に拍手。
いろいろな出演者で有名じゃないけど、
存在感のある役者さんばかりで見ごたえがあった。
特に祖母の家に間借りしている老人役の人。
あるトラウマで言葉が話せなくなっている。
でも、彼の言いたいこと、言いたくないこと、
感じていること、
いろいろな感情が伝わってくる。
そうなのだ。
我々は映画にしろTVにしろ、
俳優のセリフを聞いているのではないのだ。
俳優の気持ちを感じているのだ。
そんなことを気づかさせてくれた映画でもあった。
オススメです!