映画「すべては彼女のために」
フランス映画です。
とある事件で妻が容疑者として捕まってしまう。
しかも、冤罪で。
禁固20年。
犯罪者となってから家庭が崩れていく。
息子は母との関係を嫌う。
妻は刑務所で自殺を図る。
そんな中、夫だけはどうにか妻を助けようと奔走する。
けど、脱走という一番可能性の低い企画を企てる。
無実の妻を助けたいとの思いの一心で
決行しようとする。
そんなハラハラドキドキのサスペンスを堪能しました。
フランス映画はなんとなく敬遠していたけれど、
何か私の好きな人間模様が表現されている傾向に
あるような気がする。
最近では「最強のふたり」であり、
ちょっと前では「ヴィドック」である。
う~む、おフランス、いいかも。
某美国はあくまでエンターテイメント。
だから、ダメなのはトコトンダメ。
しかも、いいのが少ないし薄っぺらい。
隣国、韓国は質の高いサスペンスがすばらしい。
観ていて、手に汗握るとはこういう映画といえるほどのレベル。
そんな中、我が日本映画は何処へ進むのか。
信頼のおける監督さんと早くコラボしたいと思う
今日この頃。
けどね。ちょっとずつ近づいているような気がする。