コレステロール値が高く、高脂血症と診断された人の方が、そうでない人よりも脳卒中の死亡率が低く、症状も軽くなるという調査結果を、東海大の大櫛陽一教授(医療統計学)らがまとめた。
一般には高脂血症は動脈硬化を引き起こすため危険と考えられており、今後、議論が高まりそうだ。
大櫛教授らは動脈硬化が一因とされる脳卒中(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血)で入院した患者計1万6850人を対象に、高脂血症の有無と死亡率、症状の強さを比較した。
その結果、脳梗塞で入院した患者のうち、高脂血症でない9851人が入院中に死亡した割合は約5・5%だったが、高脂血症の2311人の死亡率は約2・4%にとどまった。脳内出血や、くも膜下出血でも、高脂血症があると、死亡率は半分から3分の1だった。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100713-OYT1T00361.htm
(以下略)
授業等でコレステロールと脳卒中の関連など当たり前のように相関があると思っていたわけだが、このニュースで今までの常識が逆転するものだなと思った。現在、コレステロールを下げる食品、商品が数多く存在しており売れているわけだがそういったもの、食品業界にも大きなダメージを与えるニュースであると思われる。
ここで思い出されるのは「健康エコナ」。健康に良いということで爆発的なヒットとなった商品であるが健康に害のある「グリシドール脂肪酸エステル」を含むため製造中止となった。
このように現在良いとされている商品も実はそうではなかったという場合もある。
やはりこれからは食品などに頼るのではなく、一般的に言う「健康な生活」が結局一番大事なのではないだろうか。