昨今TVゲームは老若男女誰もが気軽に遊べる媒体になり

今日まで様々な進化をしてきた

 

TVゲームが一般普及した年

具体的に上げると任天堂から発売された家庭用ゲーム機

 

「ファミリーコンピュータ」

 

この通称ファミコンが発売された1983年から1985年にかけて一般家庭には馴染みがなかった

”家にゲーム機がある”という状況が加速度的に普及されていった

 

1980年代以前にも厳密に言うとゲーム機の存在があったが

遊ぶ為にはゲームセンターへ赴く必要があった

※LSIゲームなどがあるが割愛

 

しかしその”ゲーセン”には純粋にはゲームを遊ぶにはあまりにハードルが高く

子供たちが安全に遊ぶといったことはほぼできず

ゲーセン内には俗に言う不良(ヤンキー)、チンピラ、ゴロツキとあらゆる非行が詰まった箱のような存在だった

 

しかも店の営業時間は24時間、店内には一切店員がいない時もあるという

確かに治安的にはとても不安が残る営業スタイルであった

 

その為このファミコンという存在が世に出てから

子供がTVゲームで遊ぶという概念が生まれた時代といっても過言ではないのかもしれない

 

 

話を戻すが

 

1983年から2024年現在までTVゲームは現在進行形で

歩みを続けている

年数でいうと40年ほど

これを見るとあながちゲームの歴史もなかなか根深くなっているのかもしれない

 

 

そこで筆者に一つの疑問が生まれた

ゲームはゲームでも今と昔のゲームでは楽しみ方のベクトルは一緒なのだろうか?と

 

今はゲームが趣味という方々はとても多く誰もが何かしらの

媒体(スマホ等)でゲームを遊んでることが多い

 

それに伴いゲームを遊んでいる人はいるが

ゲームのジャンル、種類などは多く

同じゲームを趣味にする人が相成っても

遊ぶゲームが違く、話しが合わないこともある

 

ゲーム内でもジェネレーションギャップが発生している

筆者もそれを感じることが多々ある

レトロゲーム、という観点から見ると

自分が生まれる前のゲームを遊ぶ、という機会は

正直あまりないだろう

何かしらのキッカケなどがないと遊ぶことは難しい

当時のゲーム機を手に入れるというハードルの高さも

もちろんある

 

それは逆もありえて

当時のファミコン世代(40代~)が新しいゲームを始めることが

難しい事例もある(システムの複雑化、導入までの長さ等)

 

ゲームという存在が一枚岩ではないことがわかる

 

 

個人的にはレトロゲームの括りは現在の動画配信サービスの

影響がとても大きく自分自身が知らないゲームを知るキッカケとしてはとても便利な存在になっている

 

レトロゲームの世代ではない方が動画配信を通じて

知り、興味を持ち

現在でも続いているナンバリングタイトルの

レトロゲームがあるならば触ってみようと

思えることは個人的にとてもうれしいし

筆者もそうありたい

 

それに加え、順番はどちらが先かはわからないが

ゲームを提供していただいてるメーカーも

レトロゲームを復刻で販売したり

現在のゲーム機でもレトロゲーが遊べる(コレクション等)

などといった形態を形成し

 

若い世代にもゲームのルーツを知る機会を与えてくれている

 

しかし一つ問題点を挙げると

レトロゲームは昔の仕様上とても難易度が高かったり

ゲーム機のスペック的に今では考えられない状況下で

プレイをしなければならないことが多い

(セーブ機能がない、やり直し位置が悪い、一度ミスをすると取り返しがつかないアイテム等がある、etc)

 

その為レトロゲームは本来の遊び方とは少し違う

 

 

”レトロゲームをプレイしている人自身を見る”

 

 

ことが昨今でのレトロゲームの楽しみ方になっている

のではないか、という結論に至った

 

筆者自身も一人でレトロゲームをやる機会はあまりなく

友達と集まった時に一人がレトロゲームをプレイし

その他のメンツはそれを眺めながら談笑をする

 

といった現在のレトロゲーム配信などでよく見る光景に

近い状態になっている

 

当時の人達からすると邪道な楽しみ方と捉えられるかもしれない

が、現在でも20~30年以上前のゲームプレイを見れる

ということはゲーム好き冥利に尽きると個人的には思うので

 

ゲーム配信でそういった昔のゲームがフューチャーされることが非常に喜ばしいのではないのか

 

もちろん

 

やりたいゲームをやるというのが楽しむ上では

大正解だが、もしこの記事を読んで自分の年代と違うゲームを遊べる機会があるのならばぜひ触ってみることが

新しい遊びの発見につながり、ゲームを通じて

新たな繋がりを見つけられればゲームが趣味ということを自負できるのかもしれない

 

追伸:筆者も新しいゲームに懐疑的な瞬間があったりするので

そういうのも含めてあえてやらないジャンルなどを開拓し

新しいゲームの考え方や、若い世代に教えを乞う姿勢を

形成していきたい