先日マースキャンプで谷塚哲さんの話を聞いた。

谷塚さんはスポーツチームが総合型スポーツクラブとして社団法人化するを行政書士として手助けしているらしい。

話の中で、バルサのソシオ制度の話が出た。


ソシオ制度とは、簡単に言えば、チームに一般の人が出資することで会長選挙の選挙権を得て、チームの経営に間接的だが参加していく制度のことである。


この時に以前聞いた、松本育夫さんの話を思い出した。

松本さんの話では、Jリーグのクラブの社長というのは、スポンサー企業の天下り先で、自分の任期で問題が起きないようにということしか考えていないということだった。


つまり、5年後、10年後の長期的な目線でクラブ運営というのを行っていないということである。

そうするとどうなるか?

強化方針がブレるのである。


ある監督の思考しているサッカーのスタイルに合わせた補強をしたとしても、成績が出ないからと言ってすぐに首を切ったとする。


そうするとどうなるか?

新しい監督を連れてきたときにトップの考えが一貫していれば、きっと同じサッカースタイルの監督を呼ぶはずである。

しかし、Jリーグのクラブの現状は監督が変わる度にサッカーのスタイルが変わっている。

これでは、チームのサッカースタイルに合う選手と合わない選手が出てくるのは当然である。


そんなちぐはぐなチームが勝てるわけがない。


これは下部組織においても重要だ。


チームが勝つためには下部組織から一貫したサッカースタイルというものを確立すべきである。

ユースからトップチームまで同じサッカーをしていれば、そのクラブに合った選手が育つ。

仮に下部組織からトップチームに上がったとしても同じサッカーをしていれば、チームとしての完成度も高い。

チームとしての完成度が高いチームこそ常勝軍団になれると思う。


これを体現しているのがバルセロナだというのは言うまでもない。


さてここで本題に戻る。


では浦和レッズがソシオ制度を導入できないか?


2011年シーズンは残留争いをし、結果的に残留できたが、とても満足できるものではない。


シーズン途中にGMを解任し、監督を解任し、強化方針のブレに怒ったサポーターが最終節で社長に大ブーイングを浴びせる始末。


この原因は今に始まった話じゃない。

まず疑問なのは前の前の監督であるフィンケを招聘した社長は前任の藤口氏であるのにシーズンが始まるといきなり橋本氏に社長が代わったことである。


フィンケも後々言っていたが、これは海外クラブでは有り得ないことである。

自分を呼んでくれたボスが着任早々にいなくなったらそれは不信感を持つに決まっている。


そしてフィンケによって個人に頼るサッカーからコンビネーションサッカーへの転換を図った。

若手を積極的に起用し、一定の結果が出ていた時期もあったが振るわず、2年でドイツへ帰っていった。


ここでフロントは新たな方針転換を図った。

それがオランダサッカーを標榜するペトロビッチの招聘である。


ここから後の話はご存知のとおりである。

FWエジミウソンを赤字補填のために放出。

監督の意図しないFWデスポトビッチの補強。

第25節山形戦後、GMの柱谷氏を解任。

さらに29節後ペトロビッチ監督解任。


結果的に残留はできたものの、シーズンを通して何がやりたかったのかわからない。

観客動員数も最終節はほぼ席が埋まったが、後の試合は空席が目立つようになった。


Jリーグを制覇した2006年、ACLを制覇した2007年。

この時代に勝利というものに甘えて、クラブが何もしていなかったことがこの現状を招いている。


社長がサッカーを知らず、一貫したチーム作りができないのであれば、ソシオ制度を導入してサポーター、ファンが皆でトップを選べばよいのではないだろうか?


そうしたら自分たちで代表を選んでるのだから誰も文句は言えないだろう。


おそらく、チームの代表が一人一票の多数決で選ばれ、チームの方針が一貫していていれば、強化方針もブレない。

また総合型スポーツクラブという括りにしていけば、地域に対しても一貫して貢献していくこともできるのではないかと思う。

そうすれば自ずと強いチームができ、地域も活性化していくのではないか?


ただデメリットもある。

会長の独裁になる可能性も捨てきれない。

また、バルサは世界16万人のソシオがいるが、日本のチームでこの規模のソシオを獲得するのは不可能である。

そうすると以前のバルサのように、スポンサーをつけずに、クラブを運営するというのは不可能である。

それでは資金面に関していえば、現在のスポンサー依存の状態と変わらないのである。


クラブを公益法人にするとはいえ、株式会社として儲かりそうなところは株式会社として運営し、資金を作っていく必要があると思う。


いずれにせよ、クラブのトップを自分たちの一票で決められる。

これほど、画期的なことはないと思う。


障害はあるかもしれないが、世界のクラブを目指す浦和レッズにぜひソシオ制度を導入して欲しいと思う。

Jリーグの2011年シーズンも残すところ、あと1試合になりました。

我が浦和レッズは前節福岡に勝利し、ほぼJ1残留を決めました。

一安心したというのが正直な感想でしょう。


一方で優勝争いは最終節までもつれ込みました。

首位の柏を勝ち点差1で名古屋、勝ち点差2でG大阪が追うという展開。


最終節の対戦相手が

浦和vs柏

新潟vs名古屋

清水vsG大阪


3チームともアウェーゲームです。

浦和ファンとしては前節負けていたら恐ろしいことになっていたでしょう。


柏が昇格1年目で悲願の初優勝を果たすのか

トヨタカップにどうしても出たい名古屋の2連覇か

西野監督の有終の美をガンバが飾るのか


非常に楽しみです。

きっと浦和の選手に闘莉王が電話しているに違いありません笑



さてさてそんな中来シーズンの話が最近紙面を賑わせていますね。

今日出てた話では、「G大阪の監督に呂比須ワグナー就任へ」なんて記事が出ています。

呂比須と言えば、98年フランスW杯のアジア最終予選の途中で帰化してきて3試合連続ゴールを決めたのが印象的です。


監督としてはブラジルのパウリスタというチームを今シーズンは率いていたようです。

でもひとつ疑問なのはガンバが来シーズンに対してどういうビジョンを持っているのかがいまいち分からないということです。


なぜ西野監督と契約を延長しなかったのかも分かりません。

西野監督が築き上げてきたパスサッカーを続けるのか、新しいスタイルのサッカーをするのか。

呂比須氏が監督最有力と言われてもいまいちパッとしません。


ただ従来通りブラジル人FWを補強することはできそうですね笑


実に2週間ぶりになってしまいましたが、書こうと思います。


昨日、私が気になったのはこのニュース。

http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20111121-866471.html


浦和レッズのいちファンとしては、願ったり叶ったりのニュースです。

しかし、反面なぜガンバはこのタイミングで西野氏と契約を更新しないのか?

噂されてる長谷川健太氏を監督に起用したらどのような方向性を持ったチーム作りをするのか?

非常に疑問です。


浦和のやりたいことはだいたい見てとれます。

簡単に言ってしまえば、フィンケ路線への回帰だと思います。

西野氏がガンバで見せたようなコンビネーションサッカー、パスサッカーというのをやりたいのかなと私は思います。


ここで私が言いたいことは2つ。

1点目はシーズン二桁は計算できるFWを獲得しろということです。

西野氏がガンバで見せたサッカーも結局最後のゴールを決めるところはマグロン、アラウージョ、マグノ・アウベス、バレー、レアンドロ、アドリアーノ、ラフィーニャといった外国人選手に頼ってきました。


浦和の前監督も言っていましたが、今年は得点できるセンターフォワードがいませんでした。

ここのポジションの補強がなければ、監督が替わったところで今年と同じようなことにもなりかねないと思います。


2点目は監督にGM業をやらせるべきではないと言うこと。

監督は現場に集中させるべきだと私は思います。

確かに今年の浦和では、エジミウソン放出後の補強を監督が意図したようにできなかった。

その結果、今シーズンの不振を招いたと前監督は言っています。

でもそれで、チーム強化の仕事も監督に任せようというのはあまりに短絡的だと思います。

もしGMと監督を兼務したら、GMの役割としてクラブ全体のお金のことを気にしなければなりません。

そうした状況で果たして、監督として自分の欲しい選手をとってくることができるでしょうか?

非常に悩まされると思います。


ですので、監督は現場にだけ集中するべきだと私は思います。


ただこの話は当然J1に残留したらというのが大前提のような気がします。

ファン目線としては、次の福岡戦に勝利してJ1残留をほぼ確実にして欲しいと思います。