会社の値段 (ちくま新書)/森生 明
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読んだ目的

卒業論文でニッポン放送事件を扱ったことから、会社って誰のもの?という疑問がまた浮かんできて、その答えを探すために読んだ一冊。


感想


敵対的買収としてニッポン放送事件が起こってから4年が経とうとしているときに、改めて会社とは何のかについて考えてみた。著者は日本の資本主義は、自分達がどのように考えているかについての説明責任が欠如している点が問題だと指摘している。こうした指摘はもっともだと思う。法律上、会社は株主のものであることから、株主から会社の経営を委任されている経営者は株主に対して説明責任を果たすべきだと思う。

また、株式の持ち合いや株式分割等による価格の歪みなどの問題点も指摘している。


印象に残ったのは「M&Aの本質は経営者の力量を競い合う活動」である。この言葉は分かりやすく納得のいく言葉だった。


全体的に分かりやすく、すんなりと理解できる本だった。