本書は金融史がわかれば世界がわかるの続編である。


著者は①投資時代の期待と幻想②ポスト不良債権時代③経済社会を動かすファンド④米国型金融システムの揺らぎ⑤多極化へと動き出すマネー社会⑥金融と社会の対話という六つの視点から現在の金融システムについて分析している。


分析の内容については「投資銀行バブルの終焉 サブプライム問題のメカニズム」と重複する部分が多かった(本書を加筆修正したものが投資銀行バブルの終焉 サブプライム問題のメカニズムであることを考えるとやむを得ないが)

投資銀行バブルの終焉 サブプライム問題のメカニズム読んで難しいと感じた人は本書を読んでから、投資銀行バブルの終焉 サブプライム問題のメカニズムを読めば、より理解が進むのではないかと思った。