金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か 本書は金融の発祥となったポンド、そしてそのポンドからドルへと基軸通貨が変遷した時代背景を読み解くとともに、為替相場システムの変遷についても言及し、最後に今後、「金融力」を持つことになるのはどの国かについて述べている。 これまで経済力に焦点を当てた書物については何度も目にしてきたが、本書のように「金融力」というこれまでの切り口と異なった視点で書かれた書物を読むことは、これまでと違った視点で考えることができよい機会となった。 内容は新書ということもありわかりやすいものとなっている。