最近読んだ本、飾り棚、遊歩道沿いの花と桜 | ike-masa-55のブログ

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北の地で、民族舞踊(コロナで停滞)と、読書に親しんでいます。

大型連休に突入しました。

今日の室蘭は、天気が良かったです。

ただ、少し風が冷たい。

最高気温は多分20℃くらい。

札幌や帯広のように、暑くはなっていません。

 

最近読んだ本は、連作短編集、趣味の本、シリーズもの

エッセイ、啓蒙新書とバラエティーに富んでいます。

(ここから長丁場にお付き合いください)

 

凪良ゆう 「滅びの前のシャングリラ」



一ケ月後、小惑星が衝突し、
地球は滅びる。

学校でいじめを受ける友樹
人を殺したヤクザの信士
恋人から逃げ出した静香
恋人を殺した歌姫の路子

人生をうまく生きられなかった
4人がそれぞれの主人公の
連作短編集。

<気にかかった表現>
ぼうっとただ死がやってくるのを
待つのは耐えられない。
それくらいなら誰かに頼りにされる自分
という自負心でもって
迫りくる恐怖を
コーティングしたほうがいい。

滅び行く運命の中で
幸せとは何かを問う物語です。


産業編集センター 編著 イラスト 双森 文
「こころときめく世界の民族衣装」



華やかな刺繍、たっぷりのレース
伝統的な文様…。

「かわいい」をキーワードに
世界各地47種類の民族衣装を
かわいいイラストのオールカラーで紹介。

それぞれの国の背景や
衣裳の特徴など興味深く読みました。

私の趣味のフォークダンス愛好者の方に
特にオススメ。


三上延 「ビブリア古書堂の事件手帖Ⅳ
     ~扉子たちと継がれる道~」



ビブリア古書堂の女店主が
古書にまつわる謎を解いていく
人気シリーズの最新刊。

扉子、栞子、智恵子、それぞれの十七歳が
世代を超えて、「鎌倉文庫」の
夏目漱石の名著の秘密に挑む。

ワクワク、ドキドキの謎解き。


香山リカ 「61歳で大学教授やめて、北海道で
      「へき地のお医者さん」はじめました」



大学教授の職を辞して
むかわ町穂別の診療所に赴任し
地域医療に従事することになった
精神科医で著作を多く出してる著者の
経緯を綴ったエッセイ。

香山さんが尊敬する医師が
水俣病の原田正純さんと
アフガニスタンで水路をつくる
中村哲さんだと知って
近親感を覚えました。

<納得>
中村哲さんの座右の銘「一隅を照らす」

なぜ穂別の人たちがやさしくて率直なのか
(香山さんの考察)
不便さがいっぱいのこの地では、
お互いに相手のことを思いやり、
率直に思いを伝え合わなければ、
とても生きて行けないからではないか。


齋藤孝 「話がうまい人の頭の中」



明治大学文学部教授で、TVのコメンテーターとして活躍。
コミュニケーション力の著作多数。
具体的な例を示し、とても読みやすい。

<大いに納得>
「話す」と「伝える」は同じではない
相手が「聞いている」から「伝わっている」とは
限らない

話がうまい人は「相手の時間」を奪わない
「限りある時間」を意識する

3つのポイント
順番、タイミング、リスク

話のポイントを3つに絞る
「結論は〇〇です。
 理由は次に挙げる3つ
 すなわち△△、◇◇、◎◎です」

リーダーに必要
使命感を持って、情熱的に、かつ元気よく話す
(ミッション)(パッション)(ハイテンション)


読み進んでいて、啓発される内容が多く
いっぱい付箋を貼りました。

 

 

昼過ぎに、きらんのブックパークへ

予約した本の貸し出可のメールを受けて

知利別川の遊歩道を歩いて出かけて来ました。

 

遊歩道沿いの花壇、たくさん花が咲いていました。

 

 

昨日、室蘭の指標の桜が開花の記事

 

 

川沿いの桜は、ほぼ満開

 

 

同じ時期に咲く レンギョウ

 

 

 

ブックパークの飾り棚

「ぼく・わたしのすきな1さつ」

 

 

まだ2冊の紹介のみ。大型連休中に、増えるんだろうな。