大型連休に突入しました。
今日の室蘭は、天気が良かったです。
ただ、少し風が冷たい。
最高気温は多分20℃くらい。
札幌や帯広のように、暑くはなっていません。
最近読んだ本は、連作短編集、趣味の本、シリーズもの
エッセイ、啓蒙新書とバラエティーに富んでいます。
(ここから長丁場にお付き合いください)
凪良ゆう 「滅びの前のシャングリラ」
一ケ月後、小惑星が衝突し、
地球は滅びる。
学校でいじめを受ける友樹
人を殺したヤクザの信士
恋人から逃げ出した静香
恋人を殺した歌姫の路子
人生をうまく生きられなかった
4人がそれぞれの主人公の
連作短編集。
<気にかかった表現>
ぼうっとただ死がやってくるのを
待つのは耐えられない。
それくらいなら誰かに頼りにされる自分
という自負心でもって
迫りくる恐怖を
コーティングしたほうがいい。
滅び行く運命の中で
幸せとは何かを問う物語です。
産業編集センター 編著 イラスト 双森 文
「こころときめく世界の民族衣装」
華やかな刺繍、たっぷりのレース
伝統的な文様…。
「かわいい」をキーワードに
世界各地47種類の民族衣装を
かわいいイラストのオールカラーで紹介。
それぞれの国の背景や
衣裳の特徴など興味深く読みました。
私の趣味のフォークダンス愛好者の方に
特にオススメ。
三上延 「ビブリア古書堂の事件手帖Ⅳ
~扉子たちと継がれる道~」
ビブリア古書堂の女店主が
古書にまつわる謎を解いていく
人気シリーズの最新刊。
扉子、栞子、智恵子、それぞれの十七歳が
世代を超えて、「鎌倉文庫」の
夏目漱石の名著の秘密に挑む。
ワクワク、ドキドキの謎解き。
香山リカ 「61歳で大学教授やめて、北海道で
「へき地のお医者さん」はじめました」
大学教授の職を辞して
むかわ町穂別の診療所に赴任し
地域医療に従事することになった
精神科医で著作を多く出してる著者の
経緯を綴ったエッセイ。
香山さんが尊敬する医師が
水俣病の原田正純さんと
アフガニスタンで水路をつくる
中村哲さんだと知って
近親感を覚えました。
<納得>
中村哲さんの座右の銘「一隅を照らす」
なぜ穂別の人たちがやさしくて率直なのか
(香山さんの考察)
不便さがいっぱいのこの地では、
お互いに相手のことを思いやり、
率直に思いを伝え合わなければ、
とても生きて行けないからではないか。
齋藤孝 「話がうまい人の頭の中」
明治大学文学部教授で、TVのコメンテーターとして活躍。
コミュニケーション力の著作多数。
具体的な例を示し、とても読みやすい。
<大いに納得>
「話す」と「伝える」は同じではない
相手が「聞いている」から「伝わっている」とは
限らない
話がうまい人は「相手の時間」を奪わない
「限りある時間」を意識する
3つのポイント
順番、タイミング、リスク
話のポイントを3つに絞る
「結論は〇〇です。
理由は次に挙げる3つ
すなわち△△、◇◇、◎◎です」
リーダーに必要
使命感を持って、情熱的に、かつ元気よく話す
(ミッション)(パッション)(ハイテンション)
読み進んでいて、啓発される内容が多く
いっぱい付箋を貼りました。
昼過ぎに、きらんのブックパークへ
予約した本の貸し出可のメールを受けて
知利別川の遊歩道を歩いて出かけて来ました。
遊歩道沿いの花壇、たくさん花が咲いていました。
昨日、室蘭の指標の桜が開花の記事
川沿いの桜は、ほぼ満開
同じ時期に咲く レンギョウ
ブックパークの飾り棚
「ぼく・わたしのすきな1さつ」
まだ2冊の紹介のみ。大型連休中に、増えるんだろうな。