中国は55の少数民族と漢族からなる国ですが、延辺は朝鮮族が多く住む地域で、街中は中国語と韓国語(便宜上、朝鮮語を韓国語と書きます)の看板が溢れ、韓国語が通じる…。
と聞いたら私が関心を持たないわけありません。
仕事上の知り合い、受講生、さらにはママ友さんにも延辺出身の朝鮮族の方がいて、以前から親しみを感じていました。
さらには
そう、白頭山に行ってみたかったのです(中国では長白山と呼ばれています)。
白頭山は、韓国の国歌に登場する(北朝鮮の国歌にも)聖なる山。
韓国留学時代にお友達の家に遊びにいったとき、ご家族が白頭山に行って、天池(頂上のカルデラ湖)を見たというときの写真を見て、「うわあ〜すごい景色」と。
そして、これが中国と北朝鮮の国境にあって、韓国と北朝鮮は自由に行き来できないから、わざわざ中国から行ったんだよ、と聞いて、いつか行ってみたい、天池を見てみたいと思っていました。
日本から延吉への直行便はいまないので、仁川乗り換えの便で行きます。そして、中国は現在、ちょっとした観光でもビザが必要なので、ビザを取らないといけません。
観光ビザの申請は、事前に自力でフォームに入力し(項目が多くすごく時間がかかる)、ゆりかもめに乗って、申請&受け取りで2往復。料金は7500円。
受け取りはすぐですが、申請は比較的空いている午前中に行って、私は2時間近く待ちました。帰る頃はさらに列が増えていました。
ビザ取得の代行をしている旅行会社もありますが、手数料が上乗せされ、2万円、という話を聞いたことがあります。
それから、中国は、LINE、Facebook、Instagramなどが見られないそうなので、グローバルWi-Fiという会社の、中国でもそれらが見られるというWi-Fiをレンタルしました。乗り換えの韓国でも繋がるプランにし、準備万端。
ということで、余程のモチベーションがないと、わざわざそんな大変な思いをして…となってしまうと思うのですが、私は余程のモチベーションがありましたので、没问题(問題なし)
いざ出発✈️
仁川乗り換えでは、束の間の韓国を楽しみました。
仁川空港で、チーズ10円パンを食べました!(値段は、確か4000〜5000ウォンくらい)
延吉の朝暘川空港に到着!
出発の日まで日本は猛暑が続いていたので、ひんやりした空気は気持ちよかったです。
「空港に着いたら両替しよう」と思っていたところ…
どう見ても両替所がない…。
案内所で尋ねたところ、もう終わった、と。え、まだ夕方なのに⁉️
案内所で(韓国語が通じました)ホテルまでは割と近いことはわかっていて、タクシーでどれくらいか聞いたところ、20元くらいだろうと。
家にあった(いつのだ?)ボロボロの中国元が、確か30〜40元はあったな…といちかばちかタクシーに乗り、ホテルへ。ホテル名のピンイン読みはもちろん確認しておきました。
ホテルに無事到着。23元でした。살았다!(助かった!)。
選んだホテルは延吉でも由緒正しいと言われる延辺賓館。
良いホテルだから、韓国語が通じるかな、両替もできるかなと思っていましたが、どちらも「不行(できない)」でした💦
しかし、今回の旅は、私には強い味方がいたのです。
続きは二日目で
ウェルカムフルーツ。中秋節後だからか、月餅も。
この日の夕飯は売店で調達。日本で登録しておいたWeChatPayが早速活躍