本多ゆうりのブログ -1427ページ目

私の男

「私の男」(桜庭一樹)を読みました。

直木賞ですから。


桜庭 一樹
私の男

すごい表現力です。どっぷり浸からせてくれます。


友人と待ち合わせているときにこの本読んで待ってました。

本のなかでは雨のシーン。

なので、雨が降ってる気になってしまい…


やってきた友人に


「雨なのにわざわざごめんね」


と言ってしまった(*゚ー゚)ゞ


雨のシーンといい、アパートのシーンといい、すごく丁寧に、まるでそこにそれがあるかのように描いています。

オホーツク海も目の前に見えてきます。これ書くの大変でしょうね。


いい本です。ちょっと暗いけど