夢を書け
会社を設立する際には、「定款」という書類を作らなければなりません。
「定款」というのは、会社の憲法みたいなもの。
会社の基本的なことを書きます。
「この会社はこんなことをして、社長さんは誰で、どこにあって…」
みたいなことを書くのです。
定款には、目的という欄があります。
定款の目的に関係ない契約をしてしまうと、無効になってしまう可能性があります。
だから目的はたくさん書いておいたほうがよいのです。
例えば、今からやるのは、通信販売だけかも知れない。
でも、会社が大きくなっていけば、色んなことができるはず。
だから、会社設立のご相談の際、
「何書けばいいですか?」と質問されると、
私は、「夢を書いて下さい」と答えています。
別に許認可をうけなくったって平気です。
飲食業でも運送業でも、やりたくなりそうなものを書けばいいのです。
定款に書くだけは自由です。(「覚せい剤の売買」と書くのはダメです)
だから色んな夢をたくさん書いてください。
夢は紙に書くと叶いやすいそうです。
「年収2000万円以上の人のほとんどが、人生の目標を紙に書いて持っている」(道幸武久さん )
有名な会社の定款を見てみましょう。
トヨタ自動車の定款
にも色々書いてあります。
「こんなことやってるのか?やるつもりなのか?」みたいな…
定款にはその会社の夢が書いてあるのです。