6月4日(火)午後4時30分~大徳寺瑞峯院にて、

鶴子先生の「夕ざりの茶事」が行われたので参加いたしました。

鶴子先生は80歳をこえられた今も、

千葉のご自宅から車に季節の御道具を積み、京都まで来られます。

そしていつもおっしゃいます・・・

「いつまでできるかわからないから、私のできるかぎり伝えていくわね。」

だから毎回貴重です・・・感謝してもしきれません。

快晴のこの日、ウキウキした気分で大徳寺に入りました・・・

「利休さんの木造」で問題になった「金毛閣」の前を通って行く・・・

瑞峯院・・・大友宗麟の菩提寺

餘慶庵

鶴子先生が桶をもって蹲にすすみ出られる・・・

腰掛待合より蹲へ・・・席入り

床・棚

広間の床

挨拶がすんだら、懐石が始まります・・・

折敷が運ばれてきました・・・

冬瓜と大徳寺納豆

お酒

向付

海老・帆立ゼリー寄せ

鶴子先生とご一緒に・・・いろんなお話が飛び出します

蒸物

卵豆腐 梅とジュンサイ添え

焼物 鰆の幽庵

預け鉢

鮭・茄子・トマト

強肴 剣先烏賊と三つ葉の和物

八寸

鯖寿司

茗荷寿司

鶴子先生の言葉・立居振舞いはとても美しい・・・見習いたい

湯桶

香の物

青梅

黄味餡

初炭点前

台所も十分な設備がない中、火に気を付けながらこれだけの用意をすることが、

どれだけ大変か・・・

大徳寺という日本一の場所で、このように素晴らしい懐石をいただけるのは、

何と幸せなことかとしみじみ考えるのでした。