5月3日東大寺の「華厳茶会」に友人2人と参加してきました。
献茶式は裏千家今日庵坐忘斎千宗室家元により、11時より大仏殿で行われました。
ゴールデンウィーク中のため観光客でいっぱいでしたが、
華厳茶会は一般客が立ち入れない場所で行われるので、
広大なお庭の静かな風景の中でお茶を楽しむことができました。
喧騒と静寂のギャップがおもしろくもありました。
拝服席・東大寺席・副席・施茶釜・記念品・・・会費20,000円
南大門・・・東大寺の正門
天平創建時の門は平安時代に大風で倒れ、現在の門は鎌倉時代重源上人が再建
金剛力士(仁王)像・・・入母屋造、五間三戸二重門
屋根裏まで達する大円柱18本は21mにも及び、門の高さは基壇上25.46mもある。
大仏殿にふさわしいわが国最大級の重層門
中門に献茶会の受付があり、そこでリボンをもらい入場する
大仏殿
大仏様
神々しいお姿・・・
副席(薄茶席)・・・大仏殿西庭集会所
1時間くらい待ちました
大仏殿の真西にある広大な庭に茶室があります・・・静寂
席主 榎 真史様
玄々斎筆「無事」
薩摩瓢形
唐物青貝鳥
風炉先 園能斎好「桐木地芦透」小兵衛造
風炉釜 「純銀霞打切合」中戸芳久造
水指 「染付 龍虎」
たいへん美味しい一服をいただきました・・・
すぐそばの東側に施茶釜がありましたが、満席で待ち時間1時間とのこと・・・
先に他を回ることにし、大仏殿を出る
新緑が目にも鮮やか、暑いくらいの良い天気でしたが、
幸いにも涼しい風が常時吹いており、本当に気持ちの良い日でした。
続く・・・