4月14日は、旧暦の3月3日です。

「桃の節句祭」「春季大祭」が行なわれました。

例年なら、「お能」が奉納されますが、去年と今年2年連続中止となりました。

2年前に観た「天鼓(てんこ)」が思い出されます。とっても残念です。

 

今日は、桃の花や菱餅を神前にお供えし、

氏子、講員、崇敬者の方々の平安が祈られます。

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと) をお祀りする天河大弁財天神社

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと) は、弁財天のこと。

この橋を渡って、境内へ・・・

手水舎

弁財天は、水・弁舌・才智・音楽・芸術・芸能・財宝の大神 です。 

結界

お祭りに参加する氏子には、袈裟が配られます。これを付けて、拝殿へ・・・

この上が本殿・拝殿・神楽殿です。

本殿には入れませんので、拝殿・神楽殿で儀式が行なわれます。

本殿・拝殿・神楽殿に向う階段の途中に、五社殿があります。

手前より 龍神大神 大将軍大神 大日靈貴神 天神大神 大地主大神 

天皇家の菊の御紋が掲げられているのは、南朝ゆかりの神社だから・・・

三角形の頂点に、それぞれ鈴が付いている。三つの鈴・・・これが「五十鈴」

五十鈴が2つ組み合わされて、鈴が六つに。

三つの鈴は、それぞれ 「いくむすび」 「たるむすび」 「たまずめむすび」

三魂みむすびの精神を表しています。

拝殿 さらなる階段最上方に本殿があります。仰ぎ見て、お祈り。撮影禁止。

神職の方々による儀式、崇敬者による玉串奉奠(たまぐしほうてん)が行なわれました。

神楽殿  総檜造りの立派な能舞台

巫女様二名による、清々しく華やかな御神楽が奉納されました。撮影禁止。

厳かなお祭りが無事に終了し、直合(なおらい)が配られました。

直会(なおらい)とは、祭りの終了後に、神前に供えた御饌御酒みけみき

神職をはじめ参列者の方々で戴くことをいいます。

柿の葉寿司・箱寿司・いなり寿司・太巻きなどのお寿司でした。

清流が流れる川のそばで、いただきました。

平安で落ち着いた心持ちになり、心身が清められた気持ちがします。

毎年このようなお祭りに参加できることに、本当に感謝しました。