今日は、指宿から熊本「天草」に移動しました。

「世界文化遺産 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を巡りました。

大江天主堂

 

フェリーで鹿児島(蔵之元)から、天草(牛深)へ

 

フェリー 約30分

フェリーを下りて、車で40分。  港越しに「崎津天主堂」が見えてきました。

「天草 西宮宮」 の前に車を停めて、歩きます。

崎津集落 路地の猫

路地からいきなり、崎津天主堂が現れました。

 

崎津天主堂

聖堂内は、漆喰壁で白く、コウモリ天井、畳敷き、澄んだ祈りの空間をつくっています。

 

 

庭にある 「ルルドの泉」

諏訪神社 「天草崩れ(1805年)」

崎津では、2368人中、1710人がキリシタンでした。

それを隠し、全戸を寺の檀家としたり、5人組を作ったりして

誤魔化し、隠れましたが、発覚します。

幕府は「踏み絵」を行い、改宗を強制することで事を済ませ、

実際の処罰は行いませんでした。

隠れキリシタンたちは、所有物を諏訪神社に提出されられました。

鳥居越しに教会の尖塔が見えます。

次は、「大江天主堂」

 

 

 

 

 

 

長崎や天草の教会には、なぜかいつも「ルルドの泉」があります。

「ルルドの泉」の奇跡が起こってほしいとの、願いでしょうか?

 

崎津天主堂は、江戸時代「踏み絵」が行われた、旧庄屋役宅跡に建てられました。

公に信仰が許されたとき、「踏み絵」のあった場所に教会を建てる。

隠れキリシタンたちの複雑な思いが、伝わりますね。

世界でも珍しい「潜伏キリシタン」、たいへんよかったです。