読売テレビ放送から(引用) 


 奈良教育大学付属小学校で、複数の教科で国の学習指導要領に沿わない不適切な指導が行われていたことがわかりました。


 学校によりますと、不適切な指導が行われていたのは9教科31項目の授業で、「図画工作」では国の検定で認定された教科書を使わずに、教員が作成したプリントなどで授業を行っていたほか、「国語」では3年生から6年生までで必修の毛筆による習字の授業が行われていなかったということです。

 また、全学年で義務づけられている「君が代」斉唱の指導は、6年生だけにしか行われていませんでした。

 去年5月、外部からの指摘を受けて問題が発覚したということで、学校は会見で謝罪したうえで、今後、在校生や卒業生に対し補習や追加の授業を行うなどの回復措置を行うとしています。