FNNプライムオンラインから(引用) 


東京・目黒区を走る車のドライブレコーダーに、驚きの行為が記録されていた。


運転手がカーブを曲がり直進しようとすると、目の前にはタクシーが停車していた。

乗客が料金を支払う途中だろうか。
しかし、しばらく待っていても乗り降りする人の姿が見えない。

通り抜けが難しそうな道幅だったため、撮影者がクラクションを鳴らしてみると、タクシーの運転手は窓から顔を出してきた。

すると、タクシーの運転手はドアを開け、こちらに歩いてきた。
謝ってくるのかと思いきや...。

撮影者「停車じゃなくて、どいてよちょっと」
タクシー運転手「わかってたんじゃないの、曲がってる時に」
撮影者「どけよ!」
タクシー運転手「あ!?」

予想外の攻撃的な対応をするタクシー運転手。
さらに、タクシーの運転手がマスクを外すと...。

タクシー運転手「わかってんならバックしろよ!」
撮影者「何言ってんだ」

そして、タクシーの運転手は撮影者の車に、「バックして別のルートで行け」と言うのだ。

タクシー運転手の行動に、撮影者は驚きを隠せない。

撮影者「降りてきて、『お客さんすぐ来るんで、ちょっとだけ待ってくれますか?』っていう感じで言っていくると思ったんですけど、『停車して待ってるんだけど』って一言目だったのでびっくりした。『曲がってくる時にわかんなかったのか』って言ってきた。『何言ってんの大丈夫?』って言ったら、『大丈夫じゃないんだよ、この野郎』みたいな感じで言ってきた」

最終的に撮影者は車に戻り、別の道を運転していったという。

撮影者「(お客さまを乗せたあとも見られたんですか?)いました。もちろん反省もしていないですし、本当ににらむような感じですね。危ないのでお客さんを乗せてほしくないですね」

後日「イット!」が、タクシー会社にタクシー運転手の行動について取材をすると、次のように説明した。

タクシー会社「(運転手は)お客さまとの待ち合わせ時間も迫っていたことから、指定の場所から移動しては、タクシーご注文のお客さまにご迷惑がかかると考え、その場に待機を続けたとのことでありました」

またタクシー会社は、撮影者に対し、「当グループの乗務員マニュアルを逸脱する行為であることはもとより、公共交通機関に携わる乗務員としては不適切な行動であった」と謝罪した。