日本海の冬の味覚、ズワイガニ漁が6日解禁され、兵庫県新温泉町の浜坂漁港で水揚げされたカニには、史上最高額となる1匹1000万円で競り落とされました。


 ズワイガニ漁は6日午前0時に一斉に解禁され、兵庫県新温泉町の浜坂漁港では、午前10時半ごろから13隻の漁船が次々と漁から戻ってきました。

 正午から始まったセリでは、重さ1.2キロの「煌星(きらぼし)」ブランドの雄のカニが、浜坂漁港で史上最高額となる1000万円で落札されました。

 仲買人を通じて1000万円のカニを手に入れた男性は、あまりの高額に苦笑いを浮かべながら、「昨日が誕生日だったのでプレゼントです。(セリは)一番じゃないと意味がないので、その分、味をかみしめたい」と話しました。カニは、男性が経営する神戸市の料亭でふるまう予定だということです。

 兵庫県の事前の調査では、ズワイガニの今年の漁獲量はオスは去年並みで、メスは去年をやや上回ると予想されています。冬の食卓を彩るズワイガニ漁はメスは今年いっぱいまで、オスは来年3月20日まで行われます。

読売テレビ放送から(引用)
2023/11/7