5年前の台風で滑走路が浸水するなどした関西空港が被害を教訓に対策を強化しています。


 2018年9月、関西空港は台風21号の影響で滑走路が浸水したほか、連絡橋にタンカーが衝突するなどして、一時、約8000人が孤立するなどの被害が出ました。

 被害を教訓として関西空港は滑走路の浸水被害を防ぐ最大で1.5mの止水板を設置したほか、護岸のかさ上げ工事など行いました。

 さらに客がターミナルから出られなくなった場合に備えて、QRコードを活用し基礎疾患の有無や年齢、対応言語などを登録してもらい緊急時の誘導の優先度を決める取り組みも始めました。

 関西空港は「災害に柔軟に対応できるよう常に運用面での改善を図る」としています。

MBS放送から(引用)
2023/8/2