茨城県は5日、新型コロナウイルスの米モデルナ社製ワクチン4800回分を廃棄すると発表した。保管していた大規模接種会場の冷蔵庫が停止し、庫内の温度が上昇したためという。


 発表によると、5日午前8時頃、接種会場となった産業技術総合研究所(茨城県つくば市)で、ワクチンを保管する冷蔵庫2台のうち、1台のブレーカーが落ちていることに県職員が気づいた。ワクチンは庫内で4度で保管することになっているが、復旧した時に庫内は18度まで上昇していた。

 もう1台の冷蔵庫に異常はなかったため、県民の接種に影響はないとしている。

読売新聞から(引用)
2021/10/5