今年4月に滋賀県のパチンコ店から現金の入った金庫が盗まれた事件で、解体業の男3人が逮捕・起訴されました。

 窃盗などの疑いで逮捕・起訴された奈良県橿原市の解体業・鈴木正樹被告(32)ら3人は、今年4月に滋賀県草津市と大津市のパチンコ店の景品交換所に侵入し、現金合わせて1800万円が入った金庫を盗んだ罪に問われています。

 今年11月、琵琶湖から重さ約100kgの金庫を引き上げる捜査員たち。警察によりますと、鈴木被告は現金を取り出した後、金庫を琵琶湖に捨てたとみられています。鈴木被告らはこれ以外にも大阪府や奈良県などで約60件の窃盗事件に関与した疑いがもたれていて、被害総額は2000万円に上るとみられています。

 鈴木被告は「盗んだ金は生活費や借金返済などに充てた」と容疑を認めているということです。