6日午前9時10分ごろ、大阪市港区弁天6丁目の弁天埠頭(ふとう)に停泊中の船内で、清掃作業中に3人が倒れたと同僚から119番通報があった。駆けつけた救急隊員が船内のタンク内から男性3人を救出したが、搬送先の病院で全員の死亡が確認された。大阪府警が原因を調べている。

 港署などによると、死亡した3人のうち1人がタンク内部に下りる途中に転落し、2人は様子を見に内部に入った後、倒れたとみられる。タンク内は酸素が薄い状態だったという。

 船内では午前8時ごろから、死亡した3人を含む6人がタンク内にたまった水をポンプで抜く作業をしていた。船は砂利などを運ぶ運搬船という。

 6日午前9時10分ごろ、大阪市港区弁天6丁目付近に停泊している船の中で、清掃作業中だった3人が倒れた、と119番通報があった。大阪市消防局によると、男性3人を船内から救出し、病院に搬送したが、全員の死亡が確認された。大阪府警が原因を調べている。

 市消防局によると、3人は40代1人と50代2人とみられる。船のタンク部分で作業をしていたという情報があり、確認を進めている。

朝日新聞から(引用)
2020/7/6