和歌山県の養鶏場で、鶏約14万羽の死骸が放置されていた問題で、警察が強制捜査に乗り出しました。

【記者リポート】
「午前10時20分過ぎです。和歌山県警の捜査員が事務所に家宅捜索に入りました」

警察が捜索に入ったのは、「有田養鶏農業協同組合」の関係先です。

組合はブランド鶏「紀州うめどり」を生産していましたが、経営破綻し、管理する3つの養鶏場では約14万羽の鶏の死骸が放置されていました。

和歌山県は行政代執行に乗り出し、死骸を処理していますが、費用が1億円ほど掛かる見込みです。

警察は押収した資料を分析するなどして、死骸が放置された経緯を調べています。関西テレビ放送から(引用)