【フィリピン・ニュース】26 | おっちゃん、さん。(そろそろ引退するかも)のブログ

おっちゃん、さん。(そろそろ引退するかも)のブログ

リハビリを兼ねてのおっちゃんの独り言
よろしく。

犾初期治療病院、3年でフィリピン国内100カ所 アヤラ

 【マニラ=クリフ・ベンゾン】フィリピンの大手複合企業アヤラ・コーポレーションは今後3年間で、初期治療の病院「ファミリー・ドク」を比国内に最大100カ所程度設ける。主に中間層の住む地域に開設する。同社はグループで薬局チェーンと本格的な医療施設も手掛けており、診察を受けた患者に薬局で薬を買ってもらうなど相乗効果をねらう。

 ファミリー・ドクは全額出資子会社のアヤラ・ヘルスケア・ホールディングスが昨年12月、マニラ近郊の2カ所に試験的に開設した。広さは約100平方メートルで建設費は最大700万ペソ(約1720万円)ほど。2カ所の運営状況を見ながら国内展開をめざす。

 アヤラ・ヘルスケアは昨年、手ごろな価格の医薬品を販売し、国内で570店舗を展開する小売りチェーンのジェネリカに50%出資した。また、2013年に提携したメルカド・グループと共同出資で「クオリメッド」ブランドの病院7カ所を運営している。

 アヤラはファミリー・ドクで初期的な診察や治療を受けた患者にジェネリカで薬を買ってもらい、手術など高度の治療が必要と診断した場合はクオリメッドに紹介するという流れを考えている。

 フィリピンでは医療分野が今後の成長分野とされ、水道・電気事業や有料道路を運営する複合企業メトロ・パシフィック・インベストメンツ(MPIC)も事業を拡大している。同社は国内12カ所で医療拠点を運営。今年はさらに100床以上の病院2~3カ所に投資する予定という。

2016/1/28 19:08
日本経済新聞から
(引用)



犾パナソニックが家電てこ入れ

 日系電機メーカー大手のパナソニック・マニュファクチャリング・フィリピンズ社はこのほど、比市場における自社家電製品へのてこ入れを強化し、18年までに売上を現在より倍増させる計画を明らかにした。特にエアコンと洗濯機市場で新製品を積極に導入するなどして、てこ入れを図る。(25日・スタンダード)


まにら新聞から
2016.1.28
(引用)



犾「苦労されましたね」=両陛下、比日系人ねぎらう―戦争で家族犠牲に

 【マニラ時事】フィリピンを公式訪問中の天皇、皇后両陛下は28日、首都マニラのホテルで、太平洋戦争によって家族が犠牲になるなど苦難の道を歩んだ同国在住の日系人らをねぎらわれた。

 

 懇談したのは、フィリピン日系人会連合会前会長のカルロス寺岡さん(85)、同会長のイネス・マリャリさん(44)ら日系人5人とその配偶者3人、在留邦人の計34人。

 日系2世の寺岡さんは戦争中、2人の兄が日本の憲兵隊とフィリピン人のゲリラに殺され、米軍の爆撃で母と弟、妹が犠牲となった。天皇陛下が「戦争中は苦労されましたね」と声を掛けると、寺岡さんは「戦争ですから仕方がございません」と答えた。皇后さまは「日系人のお世話をよろしくお願いします」と話した。

 陛下は最後に「これからも皆さんがそれぞれ意義ある生活をされ、日本とフィリピンの関係がますます友好面で増進されることを願っています」と述べた。

 寺岡さんは「夢のようなこと。光栄で言葉にできません」と感慨深そうな様子。祖父が米軍の爆撃で亡くなった日系3世のマリャリさんは「日系人の代表として出たのはお礼の言葉ばかりだった。私たちは日比の懸け橋。きょうをきっかけに、日比の相互理解などの仕事に励みたい」と述べた。

時事通信から
2016年1月28日(木)17時7分
(引用)



犾戦後、フィリピンで反日感情の中生きてきた日系人を取材しました。

天皇皇后両陛下が訪問されているフィリピンで、戦後、強い反日感情の中で生きてきた日系人を取材しました。

マニラから北へ延びるケノンロード。

20世紀初頭、この道路を造るため、多くの日本人が移り住んだ。

その1人を父に持つ、ジュリエッタ・ロカノさん(74)。

母はフィリピン人。

1941年、太平洋戦争が始まった年に生まれたロカノさんは、ずっと、母の姓で生きてきた。

日本名は、東地初子。

父は戦後、日本へ強制送還され、再会することはなかった。

ジュリエッタ・ロカノさんは「なぜいじめられるのか、小さいころから、非常に理不尽で。日本人の子であることに、状況に、怒りを持って暮らしてきました」と話した。

ロカノさんの年の離れた兄、東地琢磨さん。

日本軍の憲兵隊通訳として従軍し、フィリピンで死刑になった。

現地の人々から、つらい仕打ちを受けたという。

ロカノさんは「『お前の兄は人殺し』と言われたこともあります。口での激しい侮辱だけでなく、棒で殴られたり、石を投げつけられたりしました」と話した。

こうした、強い反日感情の中で行われた、54年前の訪問の時、天皇陛下は、不安を口にされていたという。

フィリピンのアキノ大統領は「両陛下は、フィリピン国民が過去に経験した痛みを思うと、自身をどのように迎えてくれるのか不安であったと、わたしにお話くださいました」と話した。

ロカノサんは、長い長い時間をかけ、穏やかな暮らしを取り戻した。

今は、2つの名前それぞれに、愛着もあるという。

ロカノさんは「今は、日系人であることへの怒りも和らぎ、日系人であることに誇りもあります」と話した。

天皇陛下は、27日夜に行われた歓迎晩さん会で、日米間のし烈な戦闘で、多くの命が奪われ、傷ついたことを指摘したうえで、「このことは、私ども日本人が決して忘れてはならないことであり、この度の訪問においても、私どもは、このことを深く心に置き、旅の日々を過ごすつもりでいます」と述べられた。

陛下のお言葉は、28日朝の地元紙でも、1面で大きく取り上げられている。

両陛下は28日午後、日系人の代表と会い、苦難の道のりについて、耳を傾けられる予定。

フジテレビ系(FNN)から
2016年1月28日(木)12時41分
(引用)



犾フィリピンご訪問 全ての戦没者ご慰霊 両陛下、変わらぬお気持ち

 【マニラ=大島真生】先の大戦中、1700万人前後とされた人口のうち110万人が犠牲となったとされるフィリピンの戦没者が眠る「無名戦士の墓」の慰霊碑に27日、天皇、皇后両陛下が供花し、心を込めて拝礼された。

 戦前、米国の植民地だったフィリピンには昭和16年12月、日本軍が侵攻。翌17年1月に首都マニラを占領した日本軍は軍政を敷いた。日本軍占領下で、フィリピン人は抗日ゲリラを組織して全土で激しい抵抗を継続したことから、掃討作戦を進める日本軍は住民とゲリラの区別がつかず、住民にもたくさんの犠牲者が出たとされる。

 20年2~3月には、日本占領下のマニラで日米両軍による激しい市街戦が行われ、たった1カ月の間に10万人ものフィリピン人が亡くなっている。

 こうした大きな犠牲について、天皇陛下は昨年6月、フィリピンのアキノ大統領を迎えた宮中晩餐(ばんさん)会で乾杯のあいさつに立った際、「先の大戦においては、日米間の熾烈(しれつ)な戦闘が貴国の国内で行われ、この戦いにより、多くの貴国民の命が失われました。このことは私ども日本人が深い痛恨の心と共に、長く忘れてはならないことです」と述べられている。

 アキノ大統領はこれに対し、戦後に築いた日本との友好関係に触れて「過去に経験した痛みや悲劇は、癒やされてきました」と応じた。天皇、皇后両陛下はサイパン、パラオ共和国と慰霊の旅を続けてきているが、それは日本人の英霊だけを追悼されるものではない。国籍を問わず全ての戦争犠牲者の魂を慰められたいという一貫した強いお気持ちによるものだ。

 サイパンでは米軍や現地の人々、韓国人を慰霊する碑にも足を向けられた。パラオでは米陸軍第81歩兵師団慰霊碑で供花されている。フィリピンご訪問に同行している宮内庁幹部は「きょうのご供花も、両陛下の強いご意向で実現したものです」と語る。

 フィリピンでは通常、来訪した国賓を副大統領が空港に出迎えるが、今回、アキノ大統領が両陛下を自らお出迎えする異例の歓待をみせたのも、両陛下のこうしたなさりように最大の敬意を払っているからだとみられている。

 毎年、全国戦没者追悼式のお言葉を「戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と締めくくられる天皇陛下。戦争犠牲者に心を寄せられる両陛下の思いは、立場を問わず、世界に向けられている。

産経新聞から
2016年1月28日(木)7時55分
(引用)



犾テイクオフ:早朝のトウモロコシ畑で…[社会]

早朝のトウモロコシ畑で起きた1つの交戦が、ミンダナオ和平に暗雲をもたらした。2015年1月25日、警察特殊部隊(SAF)とイスラム武装勢力モロ・イスラム解放戦線(MILF)がマギンダナオ州ママサパノ町で遭遇。交戦は7時間以上続き、一般市民を含め67人が死亡した。あれから1年がたった。

和平合意に基づき、ミンダナオ島ではイスラム教徒が多く暮らす地域に新たな自治政府が設置される予定だが、関連法案の審議は大幅に遅れている。「現政権下での成立は不可能」と指摘する国会議員も出てきた。真っ青な空の下で、のんびりと歩くカラバオ(水牛)やそれに乗る子ども、陽気に笑う女性たち――。他の田舎と同じような光景を、イスラム教徒が多く暮らす地域では目にした。住民たちが書いた「もう戦争はご免だ」というメッセージは、今も心の中に残っている。(と)

NNAフィリピンから
2016/01/26(火曜日)
(引用)



犾両陛下来比。大統領府晩さん会で天皇、比の戦争被害に触れ「決して忘れてはならない」と言及

 フィリピンを訪問している天皇、皇后両陛下は27日夜、首都圏マニラ市のマラカニアン宮殿で晩さん会に出席し、天皇陛下が約5分間、乾杯のあいさつをされた。この中で太平洋戦争の比における被害について触れ、「日本人が決して忘れてはならないこと」と強調された。

 天皇陛下は、「昨年、先の大戦が終わって70年の年を迎えました。貴国の国内において、日米両国間のし烈な戦闘が行われ、比国の多くの人が命を失い、傷つきました」と話され、「このことは、私ども日本人が決して忘れてはならないことであり、このたびの訪問においても、私どもはこのことを深く心に置き、旅の日々を過ごすつもりでおります」と今回の訪比に対する深い思いを語られた。

 また、比日の交流について、江戸時代の鎖国政策によって一時国交が断絶したが、19世紀半ばの鎖国終了で国交が復活したと両国間の歴史に触れられた。さらに19世紀のスペイン統治時代に独立運動を先導した比の英雄、ホセ・リサールについて、リサールが一時期日本に身を寄せていたエピソードを挙げて「リサールは比の国民的英雄であるとともに、日比両国の友好関係の先駆けとなった人物でもありました」と話された。

 続いて「比国は今、閣下(アキノ大統領)の英邁(えいまい)なご指導の下、アジアの重要な核をなす国として、堅実な発展を続けています」と比の経済発展を評価された。

 最後に「このたびの私どもの訪問が、両国国民の相互理解と友好の絆をいっそう強めることに資することを強く願います」と比日の友好関係強化への希望を述べ締めくくられた。

 晩さん会は、貴賓席の中央に天皇陛下とアキノ大統領が並んで座り、陛下の右隣に大統領の姉、アウロラ・アキノさんが着席、大統領の左隣に皇后陛下が着席された。また、石川駐比日本大使のほか、在留邦人も出席した。

 晩さん会に先立ち、天皇、皇后両陛下は同日午前もマラカニアン宮殿を訪れ、アキノ大統領とお会いになった。天皇は大統領と約30分間、比日の経済や観光などについて会談されたが、この時は太平洋戦争については言及されなかった。

 外務省の高島肇久参与によると、会談では大統領が「比に日本の小売業や自動車企業が多く進出しており、比国民の日本車需用が急激に増加しています」と比の経済の現況を説明。天皇陛下は「両国の交流がますます盛んになっていることを喜ばしく思います」と話された。

 大統領はまた、交通インフラの近代化や改善が比の最重要の課題とも説明、比のインフラ整備事業における日本政府の協力に感謝の意を表明した。

 一方、天皇陛下は皇太子時代の1962年に比を訪れたときの思い出についても話された。天皇陛下は当時、タガイタイを訪れたが霧で火山湖が隠れていた思い出を話され、「食事の最後に霧が少し薄れわずかに見えたことを今でもよく覚えています」と語られたという。

 天皇、皇后両陛下は同日、首都圏マニラ市のリサール公園や、首都圏タギッグ市の英雄墓地も訪問され、花を手向けられた。(加藤昌平)

まにら新聞から
2016.1.28
(引用)



犾株主総会、テレビ・電話会議は不可=証取委[経済]

フィリピン証券取引委員会(SEC)はこのほど、テレビ・電話会議システムを利用した株主総会の開催は認められないとする意見書を発表した。26日付ビジネスワールドが伝えた。

同意見書は、法律事務所セドレックス・プロフェッショナル・パートナーシップの質問状に応じたもの。セドレックスは企業が取締役会でテレビ・電話会議システム利用が可能となっていることに言及し、株主総会でも認められるかどうかの確認を求めていた。

SECは19日付の回答で、会社法では企業に株主総会を本社所在地の都市または自治体で開くことを求めており、本社での開催が望ましいとしていると指摘。さらに、株主が「一堂に会する」ことを求める規定にも触れ、テレビ・電話会議は認められないと確認した。

NNAフィリピンから
2016/01/27(水曜日)
(引用)



犾ジプニーの排ガス調査を実施へ

 環境天然資源省はこのほど、首都圏にある複数のジプニー運行業者組合との間で、ジプニー車両の排ガス調査実施に向けた協力覚書を締結した。首都圏の大気汚染を改善するため、ジプニー車両の排ガス検査を自主的に受けてもらい、排ガスによる大気汚染への影響を把握することが目的。(25日・スター)

まにら新聞から
2016.1.28
(引用)



犾両陛下、戦争被害「深く心に」 フィリピンで晩さん会に出席

 【マニラ=朝倉侑平】フィリピンを公式訪問中の天皇、皇后両陛下は27日夜、マニラ首都圏の大統領府「マラカニアン宮殿」で開かれたアキノ大統領主催の晩さん会に出席された。天皇陛下は晩さん会の冒頭のあいさつで、先の戦争により多くのフィリピン人が犠牲になったことに触れ、「このことは、私ども日本人が決して忘れてはならないこと」と述べられた。

 晩さん会には両陛下のほか、日本側随員、フィリピンの閣僚らが出席した。

 天皇陛下はあいさつで、1962年の前回訪問の際、当時のマカパガル大統領夫妻や多くのフィリピン国民から温かく迎えられたことを紹介し、「私どもの心に今も深く残っております」と振り返られた。

 その上で、先の戦争では「貴国の国内において日米両国間の熾烈(しれつ)な戦闘が行われ、このことにより貴国の多くの人が命を失い、傷つきました」と言及。今回の訪問にあたり「私どもはこのことを深く心に置き、旅の日々を過ごすつもりでいます」と話された。

 アキノ大統領は両陛下を「あまねく平和を実現する敬愛の象徴」と表現し、日本の占領下で多くのフィリピン人が犠牲になった先の戦争を念頭に「私が両陛下に畏敬の念を抱いたのは、両国の歴史に影を落とした時期に他者が下した決断の重みを背負ってこられねばならなかったこと」とスピーチした。その上で「こうした歴史の上に、両国は以前よりもはるかに揺るぎない関係を築いてきた」と強調した。

 これに先だち、両陛下は同日午前、同宮殿で歓迎式典に出席し、アキノ大統領と約25分間、会見された。宮内庁によると、終始打ち解けた雰囲気で、大統領が「フィリピンの人々の自動車需要が急増しており、日本の自動車は人気が高い」と説明すると、天皇陛下は両国の交流がますます盛んになっていることをうれしく思うとの旨を述べられた。

 両陛下は同国独立の英雄としてフィリピン国民から愛されるホセ・リサールが眠る「リサール記念碑」も訪れ、供花された。周辺には在留邦人らが集まり、両陛下に手を振って歓迎した。

2016/1/28 0:37
日本経済新聞から
(引用)



犾テイクオフ:ショッピングモールの生…[社会]

ショッピングモールの生活雑貨売り場に、「あ!これ便利」と印字された日本の商品があって思わず足を止めてしまった。壁を傷つけないフックやドアの上部に取り付けられるハンガーかけ――。

日本からフィリピンに来て、便利さに感動することは少ないだろうと思う。映画でたとえると、日本が4Kの最新デジタル映画ならフィリピンは一昔前のフィルム映画といった趣だ。デジタル映画はきめ細やかな映像と迫力のある音響で圧倒し、フィルム映画は画面のちらつきや音のよれといった独特の味わいで人を魅了する。どちらが優れているということはなく、それぞれの持ち味だ。

ジャン・コクトーは古いフィルム映画の「声高で熱のこもった豊かな雑音が好きだ」と言った。全く同感だ。この国のちょっとした不便さが生む豊かな雑音を、心ゆくまで聴いていたい。(あ)

NNAフィリピンから
2016/01/27(水曜日)
(引用)



犾爆発物規制でBOIが協議へ

 国家警察が近く、爆発物規制で新たな通達を出すことを受け、投資委員会(BOI)は投資家や関係省庁の代表者らを集めた会議を開く。新規制では一般的な化学原料も対象となるため、製造業者の活動に支障が出ることが懸念されており、事前協議を求める声が高まっていた。(25日・ブレティン)

まにら新聞から
2016.1.28
(引用)



犾マニラ空港、ウーバー乗り入れ許可を検討[運輸]

ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)を管理・運営するマニラ国際空港公団(MIAA)は、オンラインの配車サービス「ウーバー」や「グラブタクシー」の空港への乗り入れを検討している。車両の数を増やすことで、「信頼できるタクシーが少ない」と訴える旅客の不満に対応する。25日付ビジネスミラーが伝えた。

NAIAでは現在、約1,500台の車両が旅客の輸送車としてターミナルに乗り入れている。MIAAのカストロ報道官によると、「イエロータクシー」と呼ばれる空港に乗り入れできるメータータクシーは、営業許可を得ている業者の4分の1しか運行していないという。カストロ報道官は「イエロータクシーが供給できないなら、他の手段を考えることになる」と、ウーバーなどを検討している経緯を説明した。

一方、MIAAの許可を得て営業する輸送業者の団体は、「追加の車両が増えることで利用者の安全が損なわれる恐れがある」と懸念を示している。NAIAは、午後2~5時と午後10時~午前2時に到着便が集中。この時間帯に適正な価格で運行するタクシーが少ないことが問題になっている。

NNAフィリピンから
2016年2016/01/26(火曜日)
(引用)



犾追悼 両陛下のご悲願 54年ぶりフィリピンご訪問

 【マニラ=大島真生】天皇、皇后両陛下は29日、フィリピンのルソン島ラグナ州カリラヤにある日本人戦没者の慰霊碑「比島戦没者の碑」に供花される。先の大戦で国外最多の51万8千人に上る犠牲者を出したフィリピンでは、両陛下による邦人犠牲者の慰霊が戦後70年を経た現在まで実現していなかったことから、両陛下にとって悲願のご追悼といえる。

                   ◇

 日本は開戦前夜、フィリピンを植民地としていた米国による燃料や物資の禁輸措置により、資源を東南アジアに求めて南進政策をとったことから、輸送ルートの要衝となったフィリピンは、日米の決戦の舞台となり、激しい戦いが繰り広げられた。その結果、ルソン島の27万人を筆頭に、各島々で膨大な日本兵の犠牲が出た。

 特に昭和19年のレイテ沖海戦で日本の連合艦隊が壊滅させられると、食料や物資の供給を絶たれた日本軍は敗走に敗走を重ね、山地に逃げた多くの日本兵が餓死したほか、疫病などによって死亡した。

 両陛下はこうした英霊の魂を慰めたいと長年、願われてきた。

 両陛下は皇太子夫妻時代の37年に昭和天皇の名代として同国を訪問していたが、当時はまだ日本人の慰霊碑がなく、現地でのご慰霊は実現しなかった経緯がある。

 日本政府は48年3月、当時のマルコス政権から土地の提供を受け、カリラヤに「比島戦没者の碑」を建設。ただ、両陛下の外国訪問は法律上、内閣が決める規定となっていることから、両陛下のお気持ちだけでご訪問先は決められないという制限がある。

 特に初訪問国は、親善のための国賓としての公式訪問となるため、過去に訪問歴のある米国の自治領サイパンに慰霊を目的に訪問されたケースなどと、フィリピンは事情が異なり、なかなか実現できなかった。

 29日、両陛下はヘリでマニラをたち、約70キロ離れたカリラヤで供花される。

 同行中の宮内庁幹部は、「戦没者のご遺族も多数駆け付けると聞いている。平和を願う両陛下のお姿を、みんなでしっかりと目に焼き付けたい」と話した。

産経新聞から
2016年1月27日(水)7時55分
(引用)



犾フィリピンのコレヒドール島を訪れたことがある…

 フィリピンのコレヒドール島を訪れたことがある。首都マニラの湾口に浮かぶ要害の島である。浜辺の一角に、かつて米軍を率いたマッカーサーの銅像が立っていた

▼日米開戦の翌1942年3月、旧日本軍の進撃を受けたマッカーサーは司令部のあったこの島から脱出した。オーストラリアに着いた際「アイ・シャル・リターン(必ず戻ってみせる)」との言葉を発したという

▼米軍の反攻は、その恥辱を晴らすかのように苛烈を極めた。「南太平洋戦線では最多量の爆弾を島に投下した」と現地ガイドは話していた。マニラの市街地も両軍の戦場と化す。巻き添えになった市民は10万人ともいわれている

▼真偽の見解は分かれるものの、「死の行進」の形容で語られるバターン半島。「この人です」という住民の指さしだけで戦犯となり、処刑された軍人もいたというモンテンルパ収容所。日本人には心重い、けれど忘れてはならない地がかの国にはある

▼天皇、皇后両陛下がきょうからフィリピンを公式訪問される。戦後60年時のサイパンや昨年のパラオに続く、南洋への慰霊の旅となる。フィリピンへは皇太子ご夫妻だった62年以来の再訪という

▼現地との気温差は30度近い。ご高齢でもある。決して軽くはない負担を乗り越えさせたのは、何かの使命感であろうか。54年間、あるいは胸の内に「必ず戻る」との強い思いを秘めておられたのかもしれない。

2016年01月26日10時37分
西日本新聞から
(引用)



犾電動トライシクル。
エネルギー省とアジア開発銀による3千台の納車事業を、日系メーカーが落札

 比エネルギー省とアジア開発銀行(ADB)が共同で進める電動トライシクル(サイドカー付きオートバイ)普及事業で、2015年5月に行われたトライシクル3千台の導入に関する入札事業を日本の総合電機メーカー、渦潮電機(本社・愛媛県今治市)が落札していたことが25日までに分かった。11年に事業が発表されて以来、応札企業が決まらないなどの問題が相次ぎ、入札延期が続いていたが、5年目にして初の受注は日系企業が獲得することになった。

 同社の発表によると、落札額は3074万7千ドル(約14億7千万ペソ)。18日に落札の決定通知が届いたという。

 同社は現在、エネルギー省と契約内容について調整している。2月中旬までに本契約を締結し、受注から6カ月以内に3千台を納車する。納車する電動トライシクルは、同社独自開発の車両「68VM」を軸に、ADBの要請に応じて車体や性能など細部のデザインを変更するという。首都圏など各自治体に配備され、納車後も同社が車両点検などアフターサービスを行う。

 比の事業が発表されて以来、同社は現地で電動トライシクルの開発を開始。13年3月には100%出資の現地法人「ビート・フィリピン」社を設立し、翌14年12月から現地法人の社名を「ビーマック・エレクトリック・トランスポーテーション・フィリピン」に変更した。電動車に従来使用されていた鉛電池を採用せず、高価だがエネルギー効率が高く急速充電できるリチウムイオンバッテリーを使用した電動トライシクルを開発。既に一部地域で現地販売を開始している。

 電動トライシクル普及事業はADBが5億ドルを拠出し、全国で利用されているトライシクル350万台のうち10万台を電動化する計画。ガソリンの輸入額を年間1億ドル減らし、二酸化炭素(CO2)排出量を同26万トン削減できると見積もられ、まずは5千台の納車に関する入札が12年10月に実施された。当初は13年中旬までに落札企業が決定する予定で、日系企業も数社が興味を示したが、落札額の交渉や厳格な技術審査から応札企業が決まらず、15年3月に納車台数を3千台に減らして再入札を実施した。

 再入札には渦潮電機のほか4社が応札したが、同社だけが技術審査を通過し、交渉権を得た。同社の提示額は当初3460万ドルだったが、価格交渉の結果、約400万ドル引き下げて落札に至った。

 11年の発表当初は、16年までに10万台の電動化を終える計画だったが、事業完了予定の年を迎えてやっと初の落札が決定した。エネルギー省はさらに1万7千台の入札を予定しているが、募集開始時期は発表されておらず、すべての事業が完了するまでにはまだ時間がかかりそうだ。(加藤昌平)

まにら新聞から
2016.1.26
(引用)



犾両陛下 きょうからフィリピン訪問

天皇皇后両陛下は、日本との国交正常化からことしで60年になるフィリピンを訪問するため、26日午前、羽田空港を出発されます。

両陛下のフィリピン訪問は、皇太子夫妻としての昭和37年の訪問以来54年ぶりで、26日から5日間の日程で2度目の親善の旅に出かけられます。

両陛下は午前中、政府専用機で羽田を発って、午後、フィリピンの首都マニラの国際空港に到着されます。

このあと宿泊先のホテルで、日本からフィリピンに派遣された青年海外協力隊の隊員たちと懇談される予定です。

続いて27日、両陛下は大統領府のあるマラカニアン宮殿で国賓としての公式行事に臨み、天皇陛下が歓迎の晩さん会の席で親善のおことばを述べられます。そして29日、太平洋戦争の戦没者のため日本政府がマニラ郊外のカリラヤに建てた慰霊碑を初めて訪ねられます。

フィリピンは、日本人だけで50万人以上が命を落とした太平洋戦争の激戦地で、両陛下は、遺族や元日本兵たちも見守るなか慰霊碑の前に花を供えて戦没者の霊を慰められます。

両陛下はフィリピン側の犠牲者を追悼する墓地も訪れる予定で、今回の旅で日本とフィリピン両国の戦没者を慰霊されることになります。

「若い世代に伝える機会に」

日本とフィリピンの関係史が専門の一橋大学大学院の中野聡教授は「両国は、国民どうしの和解への動きと歩調を合わせて政府間の関係を展開してきた。今回の訪問で両陛下が、日本人戦没者の霊を慰めると同時にフィリピン人を含めたすべての戦没者を慰めることを通して、戦争で何があったのかや、過去を乗り越えて両国がどう和解してきたかを若い世代に伝える大きな機会になる」と指摘しています。

NHKニュースから
2016年1月26日4時59分
(引用)



犾亜酸化窒素販売疑いでフィリピン国籍男性を逮捕

 「シバガス」などの名称で知られ、危険ドラッグの代替品として使われているとされる亜酸化窒素を販売したとして、群馬県警は24日、食品衛生法違反の疑いで、フィリピン国籍の東京都杉並区和泉、ラミス・ジェットロ・サントス容疑者(23)を逮捕した。県警によると、亜酸化窒素の販売で同法違反容疑を適用した摘発は全国初。

 厚生労働省や県警によると、亜酸化窒素は麻酔薬などに使われている。陶酔作用があるとされ「笑気ガス」などの通称でも知られている。

 逮捕容疑は昨年10月14日ごろ~同30日ごろ、インターネットオークションに、亜酸化窒素入りの小型ボンベを、ホイップクリームを作る調理器具「クリームチャージャー」として出品し、札幌市の女性(当時48)ら3人に計72本販売した疑い。

 ラミス容疑者は「小遣い稼ぎだった」と販売したことは認めているが、危険ドラッグの代替品として認識していたかどうかは捜査中としている。

 県警によると、小型ボンベは長さ約6センチで、オーストリア製。7・5グラムの亜酸化窒素が含まれており、食品添加物としての説明が添えられていた。3人にいずれも9800円で落札された。

 県警のサイバーパトロールで発見した。(共同)

2016年1月24日22時39分
日刊スポーツから
(引用)



犾テイクオフ:「バエドー(支払い)!…[社会]

「バエドー(支払い)!」。ジプニー(フィリピン式乗り合いバス)では、乗客が料金を前方の運転手に次々と手渡しする光景が繰り広げられる。10ペソ(約25円)を渡すと運転手は2ペソの釣り銭を無言でよこす。しかし、その日は7ペソと8ペソを渡す客が混在していた。
2
2日から初乗り運賃が7.5ペソから7ペソに値下げした。これまで0.5ぺソ分の硬貨を返す運転手はほとんどいなかったため実質1ペソの値下げだ。なぜ端数の釣り銭を請求しないのかとフィリピン人に聞くと、「たった0.5ペソで恥ずかしい」と笑う。0.5ペソの釣り銭にこだわるのは、しみったれた考えなのだろうか。

翌23日には、「意図的に運賃を多く受け取った運転手には5,000ペソの罰金」との行政指導が報じられた。しかし、運転手の生活の苦労も分かる優しい乗客たち。罰金を科されるケースは出てこない気がする。(遠)

NNAフィリピンから
2016/01/25(月曜日)
(引用)



犾【緊迫・南シナ海】太平島は「岩礁」でない 台湾、フィリピン主張に反論

 台湾政府は23日夜、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で実効支配している太平島について、自然にできた南沙最大の島であり「岩礁ではない」とする声明を発表した。

 南シナ海で中国と領有権を争うフィリピンがオランダの常設仲裁裁判所に申し立てた仲裁手続きで、太平島を含む南シナ海の島々は「岩礁」であり、周辺12カイリ(約22キロ)を領海と主張するのは国際法違反だとしていることに反論した。

 台湾は裁判当事者ではないが、南シナ海の領有権主張で「九段線」内の広範な海域を主張する中国とほぼ同範囲の領有権を主張。中国の主張が退けられれば、台湾の主張も影響を受けると懸念している。

 台湾は22、23両日、専門家らが太平島の水質や土壌、植物などをあらためて調査し国連海洋法条約が規定する島だと確認したという。仲裁裁判所に対し「詳しく調べないままフィリピンの一方的な説明を軽信すべきでない」と訴えた。(共同)

2016.1.24 19:45
産経新聞から
(引用)



犾不戦主義者として 両陛下の比訪問

 天皇、皇后両陛下が26日から30日までフィリピンを訪問される。皇太子、皇太子妃時代の1962年以来、2回目となる両陛下の訪比は、比日国交正常化60周年を記念して行われるという。

 日本と比は第二次世界大戦中に最も大きな被害を受けた国だった。日本では、米軍が1945年8月に落とした2発の原子爆弾で、12万9千人を超える人々が亡くなった。また、大戦中に比で戦死した日本人は50万人を超え、日本国外の戦死者としては最多だった。

 一方、比は旧日本軍の侵攻と米軍の砲爆撃により甚大な被害を受けた。特に大戦末期に市街戦が行われたマニラでは、ポーランドのワルシャワと並ぶ破壊と殺りくが繰り広げられた。

 5日間の滞在中、両陛下はルソン地方ラグナ州カビンティ町にある日本人戦没者の慰霊碑を訪問、献花される。この碑が建立されたのマルコス政権下の73年だったが、当のマルコス大統領も戦時中に旧日本軍の捕虜となり、マニラ市イントラムロスのサンチャゴ要塞(ようさい)で拷問を受けた一人だった。

 ところで、天皇陛下は不戦主義者であり、戦死者や犠牲者の死を悼み、戦争中に日本人が犯した罪を謝罪し、大東亜共栄圏の記憶をよみがえらせる安倍晋三首相の安保政策を快く思っていないと聞いている。

 安倍政権下の日本は、中国が西フィリピン海(南シナ海)全域の領有権を主張し、島や環礁などの実行支配を拡大する中、「アジアの警察官」としての役割を米国から与えられたわけだが、オバマ米大統領の「アジア基軸戦略」で米軍の代役を忠実に務めている限り、比国民が日本をののしるようなことはないだろう。(20日・スタンダード、トニー・ロペス氏)

まにら新聞から
2016.1.25
(引用)



犾大統領候補者名簿、ポー氏など8人記載[政治]

フィリピンの選挙管理委員会(Comelec)は、5月に行われる大統領選挙の予備的な候補者名簿を発表した。掲載された候補者は8人で、グレース・ポー上院議員も含まれている。22日付ビジネスワールドなどが伝えた。

同日付で公表された名簿によると、大統領候補者8人は掲載順に◇ジェジョマル・ビナイ副大統領◇ミリアム・サンチャゴ上院議員◇ロドリゴ・ドゥテルテ・ダバオ市長◇エストラダ元大統領の陣営に所属するロメル・メンドーサ氏◇ポー議員◇マヌエル・ロハス前内務地方自治相◇国家労使関係委員会(NLRC)議長を2000~05年に務めたロイ・セネレス下院議員(OFW=フィリピン人海外出稼ぎ労働者ファミリー・クラブ選出)◇土木技師のダンテ・バレンシア氏――。実質的にはビナイ、サンチャゴ、ポー、ロハス、ドゥテルテの5氏の争いとなりそうだ。副大統領候補者は、フランシス・エスクデロ上院議員(タッグを組む大統領候補はポー氏)やグレゴリオ・ホナサン上院議員(同ビナイ氏)、フェルディナンド・マルコス上院議員(同サンチャゴ氏)、レニ・ロブレド下院議員(カマリネススール州選出、同ロハス氏)ら6人。12議席を争う上院議員候補者には52人が名を連ねた。

NNAフィリピンから
2016/01/25(月曜日)
(引用)