『その他………』20 | おっちゃん、さん。(そろそろ引退するかも)のブログ

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リハビリを兼ねてのおっちゃんの独り言
よろしく。

犾世界初施設 クロマグロ、産卵から成魚出荷まで

 豊田通商(名古屋市)は、近畿大のクロマグロ完全養殖技術を生かした種苗センターを長崎県五島市に開設し、23日に開所式を行った。種苗センターと沖合のいけすを合わせ、五島でクロマグロの産卵から、ふ化、稚魚育成、成魚出荷までのサイクルを整えた。クロマグロ専用の本格的な種苗生産施設としては世界初という。

 近大は2002年に世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功。鹿児島県瀬戸内町などで受精卵をふ化させて体長5センチの稚魚に育て、一部は成魚を「近大マグロ」のブランドで販売している。豊田通商は10年から近大と協力し、五島市の海上いけすで、稚魚から体長約30センチの「ヨコワ」に育てる中間育成事業を始めた。

 ただ、鹿児島などから五島に稚魚を輸送すると50%以上の稚魚が死ぬため、両者は昨年7月、五島での稚魚量産化で合意した。種苗センターは約3500平方メートルの敷地に、飼育棟や海水のろ過設備などを設けた。投資額は約8億円。運営は豊田通商の100%子会社が担う。従業員は当初7人で、近大の技術者や豊田通商の出向者が常駐する。

 当初は年4万尾の稚魚を育成。20年3月末までの2期工事で飼育棟を増設して年30万尾の稚魚を生産する。生存率を半分として、国内の養殖に必要な稚魚の25%に当たるという。

 ふ化した稚魚は中間育成でヨコワに育てた後、大半を長崎県内や大手養殖業者に販売。さらに一部は成魚にして「近大マグロ」の名称で年4千尾出荷するほか、親魚を養成して受精卵を採取する。

 現在は多くの養殖業者が天然ヨコワを捕って成魚に育てている。世界的にクロマグロの漁獲規制が強まる中、完全養殖への注目が集まっており、大手水産会社なども完全養殖の事業化に取り組んでいる。

 開所式には約100人が参加。豊田通商の加留部淳社長は「第1次産業の活性化と日本の食文化に貢献したい。何年かかっても事業として成功させる」とあいさつした。

qBiz 西日本新聞経済電子版から
2015年7月24日(金)10時37分
(引用)



井上ひさしさんの妻「残念」…人形劇の舞台化

 NHKの連続人形劇「ひょっこりひょうたん島」が、「漂流劇ひょっこりひょうたん島」として舞台化されることになった。

 新たに台本を作る新作だが、原作者の一人である故・井上ひさしさんの妻、ユリさんが22日、井上さんの公式ホームページで、「舞台化には反対」などとするコメントを発表した。

 ユリさんは5月下旬、企画・製作元である劇団こまつ座から企画書などを受け取った。文書には「新しい台本で作るので、(著作権継承者のユリさんの)許諾を取る必要はないが、理解を得たい」とあったが、ユリさんは認めなかったという。舞台化が決まったことに対し、ユリさんは「関係者の承認を得ることなく舞台化されようとしていることは非常に残念」としている。舞台は12月に東京で上演される予定。

読売新聞から
2015年7月23日(木)7時42分
(引用)



竑デング熱を媒介「ヒトスジシマカ」身近に ウイルス流入で感染拡大の恐れ 東南アジアで今年も流行

 昨年夏、東京を中心に69年ぶりに国内流行したデング熱のウイルスを媒介する蚊「ヒトスジシマカ」が、大阪市内の公園や緑地など10カ所で千匹以上捕獲されていたことが19日、分かった。大阪でも感染が広がるだけの数の蚊が身近に生息していることを示す数値だという。関西国際空港発着の国際便の増加に伴い、デング熱が流行する東南アジアからウイルスが持ち込まれるリスクは高まっており、関西の自治体も予防に力を入れている。

 大阪市感染症対策課によると、昨年6~10月、靱公園(西区)など市内10カ所に蚊の捕集器を置いて調べた結果、ヒトスジシマカ計1153匹が捕獲された。

 最多は万代池公園(住吉区)の550匹。次いで矢倉緑地(西淀川区)の215匹、南港野鳥園(住之江区)の149匹の順。靱公園では90匹、長居公園(東住吉区)でも48匹を捕獲した。今年も調査している。

 近畿の他の県庁所在地でも昨年、京都市で299匹捕獲。神戸、奈良、大津、和歌山の各市は今年から調査を始めた。大阪市を含めてこれまでにウイルスが検出された個体はない。

 69年ぶりに国内での感染者が確認された昨夏の流行の中心は東京で、大阪では上京した3人の発症にとどまり、ヒトスジシマカが活動を止める秋の訪れとともに終息した。しかしこの夏も、新たに海外からウイルスが持ち込まれ、国内感染が広がるリスクがある。

 世界保健機構(WHO)の調査によると、日本人の往来も多い東南アジアでは今年もデング熱が流行中。すでにマレーシアで死者158人を含む5万3823人、フィリピンで死者86人を含む2万8600人、ベトナムで死者12人を含む1万4474人、シンガポールで3868人-が感染している。

 格安航空会社(LCC)の普及で関西国際空港の国際線旅客数は昨年度、過去最多の1352万人。入国者からのウイルス流入を防ぐ水際対策が取られているが、ウイルスの潜伏期は2~14日ある。このため発症前に入国するケースも想定され、大阪府の担当者は「完全に流入を防ぐのは難しい」と語る。

 感染防止には国内での努力が不可欠で、関西の各自治体は厚生労働省の指導を受け、家庭向けの啓発活動に力を入れている。

 大阪市によると、ヒトスジシマカに刺されないためには市販の虫除けスプレーが有効。長袖長ズボンを着用すれば防止効果は高まる。幼虫ボウフラが孵化する水のよどみをつくらないことも重要。水がたまりやすいのは、植木鉢の水受け▽車両のビニールシートのくぼみ▽古タイヤ▽放置したバケツ-で、定期的な排水が効果的という。

 ■デング熱 ヒトスジシマカなどによって媒介されるウイルス性の感染症。2~14日の潜伏期の後、発熱や頭痛、筋肉痛が始まり、体や腕などに発疹が広がる。多くは1週間程度で回復するが、出血など重症化することも。東南、南アジアや中南米、カリブ海諸国で発生し、世界で年間約1億人が発症していると推定される。日本では昨年、海外渡航歴のない人の感染が東京で69年ぶりに見つかり、計約160人に感染が広がった。

2015年7月19日21:02
産経新聞から
(引用)



竑バター不足、数字上は回避か…店頭は今も品薄感

 生乳生産者や乳業メーカーで作る一般社団法人「Jミルク」は23日、2015年度の国内のバターの供給量が需要量を上回る見通しになったと発表した。

 Jミルクは「(全国で家庭用バターが品切れ状態になった)14年秋冬のようなバター不足は起きづらい」と予測している。

 Jミルクによると、生産量は前年度比2・7%増の6万3300トンで、国家貿易による輸入量1万2800トンと合わせれば、需要量(7万4800トン)を1300トン上回る見通しだ。

 農林水産省は5月、Jミルクが当時の需給予測でバターが9900トン不足すると指摘したことを受け、1万トンの緊急輸入を決めた。今回の予測では、この効果もあり、数字上は不足が回避されそうだ。

 ただ、スーパーの店頭では、今も「お一人様一点限り」などと購入を制限しているところが多く、品薄感がある。200グラムあたりの小売価格は、前年より約6%高い430円台で高止まりしている。

読売新聞から
2015年7月23日(木)20時48分
(引用)


犾若者の飲酒トラブル コールなしでも「空気読め」 繰り返される悲劇

 若者の飲酒によるトラブルが後を絶たない。無理やり飲まされるのではなく、その場の雰囲気で飲まざるをえない状況に追い込まれていくのが最近の傾向だ。

 一気飲みで大学生の子供を亡くした親が中心となって設立した「イッキ飲み防止連絡協議会」によると、一気飲みが社会問題化して以降、「一気コールはしていないので、一気飲みではない」と言い逃れするケースが増えたという。そこで、協議会は平成12年以降、酒にまつわる広い嫌がらせを指す「アルハラ(アルコールハラスメント)」の防止を訴えるキャンペーンを展開した。

 しかし、その後も替え歌を駆使した「早飲み」や「連帯責任での一気飲み」などは続いてきた。

 「最近は『空気を読んで飲め』というパターンが増えてきた。酒を強要していることが見えにくくなっている」と危惧するのは若者のアルコール問題に取り組むNPO法人「ASK」の今成知美代表。「飲まざるをえない仕組みが作られていて、決して偶発的な空気感ではない」と指摘する。

 24年5月には小樽商科大学1年の男子学生=当時(19)=がアメフト部のバーベキューに参加し、大量の飲酒後に死亡。1年生が先輩に焼き肉を持っていくと酒をつがれて残せないルールだった。今成代表は「若い世代には酒をたくさん飲むことが良いという風潮があるが、悲劇を繰り返さないために飲まざるをえない無理な設定をやめさせる必要がある」と話す。

産経新聞から
2015年7月23日(木)7時55分
(引用)



竑「北斗星」臨時列車、最終の切符は発売直後完売

 3月のダイヤ改正で定期運行を終えたJRの寝台特急「北斗星」(上野―札幌)の臨時列車の最終運行の切符が22日、全国の主要駅などで一斉に発売され、150席分が午前10時の販売開始直後に完売した。

 北斗星は北海道新幹線の開業準備などのため3月で定期運行を終え、4月からは臨時列車が走っていた。8月22日の札幌発上野行きを最後に完全引退し、青色の車体の寝台特急「ブルートレイン」は全国で姿を消すため、鉄道ファンらの間で注目を集めていた。

 JR東京駅の窓口では行列ができたが、全国から申し込みが殺到したため一人も購入できなかった。午前6時過ぎから並んだという埼玉県春日部市の会社員男性(59)は「最後の運行を目に焼き付けたかったが、残念。諦めずにキャンセルが出るのを待ちたい」と悔しそうに話した。

読売新聞から
2015年7月22日(水)11時48分
(引用)



竑「エヴァ」特別塗装の新幹線、今秋から運行へ

 JR西日本は23日、山陽新幹線「こだま」の1編成に、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターを模した特別塗装を施し、今秋から新大阪―博多間を走らせると発表した。

 2017年3月頃まで。

 山陽新幹線の全線開業40周年と、アニメのテレビ放送20周年を記念した企画。「500 TYPE(タイプ) EVA(エヴァ)」と命名し、同作品の庵野秀明監督が監修、紫色を基調にした近未来風のデザインを描く。記念グッズの販売も行われる。

 運行開始日など詳細は後日、発表する。JR西の担当者は、「アニメから飛び出したような斬新なデザイン。作品の世界に浸りきって楽しんでほしい」と話す。

読売新聞から
2015年7月23日(木)20時53分
(引用)


竑青函トンネル:来年の元日運休 新幹線開業へ確認作業

 JR北海道は、北海道新幹線の開業に向けた確認作業のため、来年1月1日は青函トンネルを通る全列車を終日運休にすると発表した。事故や災害を除き、青函トンネルを通る列車の運行が終日取りやめになるのは、1988年のトンネル開業以来初めて。運休するのは特急「スーパー白鳥」や急行「はまなす」など。現在、青函トンネルで使われている在来線向けの運行管理システムから、新幹線に対応した開業後のシステムに切り替えて走行テストを実施する。貨物列車の走行予定がなく、利用客も少ないため1月1日を選んだという。

2015年07月18日
毎日新聞(無料)から
(引用)


竑走行中のJeepを乗っ取り操作、セキュリティ研究者が実証実験

 走行中にエアコンやラジオのスイッチが勝手に入り、突然アクセルやブレーキが効かなくなった――。セキュリティ研究者がFiat Chryslerの「Jeep Cherokee」を無線で遠隔操作する実験を行った。この車を運転していた米Wiredの記者が、7月21日の記事で車を乗っ取られる体験をリポートしている。

 Wiredのアンディ・グリーンバーグ記者は、米セントルイス市内を時速112キロで走行していた。突然、ダッシュボードには一切触れていないのにエアコンから冷たい風が吹き出し、ラジオのチャンネルが勝手に切り替わって大音量の音楽が流れ、窓拭きワイパーが作動。続いてアクセルが効かなくなり、車は減速した。

 同記者のJeepを遠隔操作していたのはセキュリティ研究者のチャーリー・ミラー、クリス・バラセクの両氏。16キロ離れた自宅からノートPCを使って同車のエンターテインメントシステムにコマンドを送信し、ダッシュボード機能や操舵、制動、変速装置を制御していた。車のエンジンを停止させたり急制動をかけたり、ブレーキを効かなくさせたりすることも可能だという。

 両氏は、2013年にもFordの「エスケープ」とトヨタの「プリウス」で車載システムのハッキング実験を披露している。ただ、この時は後部座席に座り、ケーブルでノートPCを車の診断ポートに接続して操作していた。

 しかし、今回の実験は無線で車を遠隔操作できることを実証した。

 利用したのはChrysler車に搭載されているインターネット接続機能「Uconnect」の脆弱性だった。まずエンターテインメントシステムに使われている半導体のファームウェアを書き換えて不正なコードを仕込み、そこからエンジンやハンドルといった部品に接続されている車内コンピュータネットワーク経由でコマンドを送信する仕組み。車のIPアドレスさえ分かっていれば、どこからでもシステムに無線でアクセスできてしまうという。

 両氏は8月にラスベガスで開かれるセキュリティカンファレンスのBlack Hatでこの研究について発表を予定している。

 Chryslerは7月16日に、Uconnect機能搭載モデル向けのソフトウェアアップデートを公開した。詳しい内容には触れないまま、「車のソフトウェアもスマートフォンなどと同様に、セキュリティ対策を向上させて車のシステムに不正アクセスされるリスクを低減するためのアップデートを必要とする」と説明している。

ITmedia エンタープライズから
2015年7月22日(水)8時11分
(引用)



竑「先生触らないでください」 教え子らへのセクハラ深刻

 学校の教職員による性的な嫌がらせ「スクールセクハラ」が深刻化している。わいせつな行為で懲戒処分や訓告を受けた公立学校の教職員は2013年度、初めて全国で200人を超えた。私立学校は含まれず、「氷山の一角」だ。

■「俺に見放されたら、お前は終わるぞ」

 「そんなにベタベタ触らないでください!」

 数年前、都内の高校に通っていた20代の女性は初めて、その男性教諭に強い口調で抗議した。この教諭は授業中、女性の肩をもんだり頭をなでたり、ほおや足を触ったりしてきた。

 その様子は、他の生徒も目撃していたが、教諭は気にしていないように見えた。女性は「これってセクハラじゃないの?」と迷いながら、受験への影響も考え、耐えていたという。

 だが、この日は我慢できなかった。教諭が女性の机に近づいてきて、制服のブラウスの中に手を入れ、背中を触ってきたのだ。女性が抗議すると、教諭はこう言った。「俺に見放されたら、お前は終わるぞ」

 翌日から、学校に行けなくなった。眠れなくなり、食欲もなく下痢を繰り返した。嘔吐(おうと)が止まらないこともあった。心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。

 教諭は退職したが、教え方は上手で、人気があったため、女性を責める同級生もいた。「なぜ私が責められるのかと思うと、むなしかった」と女性は言う。卒業後に1浪し、知人のいない遠方の大学に進学した。

 両親の後押しで裁判に訴えた後も、苦痛は続いた。教諭は、女性が反抗的な性格だったと非難し、「スキンシップだった」「親しみを込めた表現だった」などと主張。頭以外を触ったことは認めなかった。裁判所は、不快感を与える身体的な接触があったことを前提に和解を勧め、数十万円の支払いで和解した。

 今は会社員として働く女性は「誰かが嫌だと言わないと、また同じことが起きると思った。友人を失ったのはつらかったけど、訴えたことで自信につながった」と話す。

 性暴力に詳しい打越さく良弁護士は「セクハラを訴えると、被害者が人格攻撃され、品行方正な女性だったかどうかを問われる構図がある」と二次被害を指摘する。「周りの人が説得して、泣き寝入りしているケースも多い」という。

朝日新聞デジタルから
2015年7月22日(水)11時15分
(引用)



竑無料充電スポット「シティチャージ」、東京都が日本初導入へ

「シティチャージ」が、日本で初めて導入される。

東京都の舛添知事は、街中でスマートフォンなどを無料で充電できるサービス「シティチャージ」を始めると発表した。

シティチャージは、太陽光パネルからの電気でスマホなどを充電できる、ソーラー式の充電スタンド。

東京都は、10月に虎ノ門ヒルズと東京タワーに設置する予定で、利用状況などを検証して、設置場所を拡大する。

シティチャージは、非常用電源としても活用できることから、海外では、ニューヨークやドバイなどで導入されているが、日本では初めてという。

フジテレビ系(FNN)から
2015年7月22日(水)2時32分配信
(引用)



犾競艇選手運転のボート転覆 ファン投げ出され重傷 兵庫・尼崎

 19日午後4時40分ごろ、兵庫県尼崎市水明町の尼崎ボートレース場で、角山雄哉選手(24)運転のボートが転覆し、一緒に乗っていた会社員の男性(54)=大阪市住之江区=が投げ出され、恥骨を折る重傷を負った。

 尼崎南署によると、この日は、競艇選手とファンが、2人乗りに改良されたペアボートに乗る試乗会が開かれていた。角山選手運転のボートがコーナーを回る際、設置されているブイにボートの右前方が接触し転覆。前に乗っていた男性が投げ出されブイに衝突したという。

神戸新聞NEXTから
2015年7月19日(日)22時48分
(引用)



犾火山撮影:浅間山・箱根山で「ドローン」活躍

 火山活動が活発化している浅間山や箱根山の火口上空で、小型無人機「ドローン」が活躍している。浅間山では民間人が約2.7キロ離れた黒斑(くろふ)山から飛ばして撮影。噴火後に浅間山がドローン空撮されたのは初めてとみられる。箱根山では群馬大の早川由紀夫教授が火山学者としては初めてドローン撮影に成功した。研究者自身が必要に応じて最新の状況を把握できるため、噴火警戒や情報発信にも役立つと期待されている。【尾崎修二】

 浅間山で撮影したのは、埼玉県川口市の杉本智彦さん(48)。三次元地図ソフト「カシミール3D」の開発者で、これまで草津白根山や志賀高原を空撮してきた。浅間山では12日朝、噴煙の出ている様子と出ていない様子を1回ずつ撮った。火口縁からの高さは約100メートル。杉本さんは「好天の無風で、噴煙も少ない好条件だった。バッテリー残量に気をつけ、無事に往復できた」と話す。

 浅間山は6月16日に約6年ぶりに噴火し、気象庁や東大地震研は24日に県防災ヘリから空撮した。杉本さんのドローン画像では、防災ヘリの空撮画像と同様に火口中心にある噴気孔から噴煙が出ており、新たな噴気孔が形成されていないことが確認できた。

 早川教授は7月11日、箱根山の大涌谷(おおわくだに)を自前のドローンで空撮した。映像を分析した静岡大の小山真人教授(火山学)は「火山活動がよくつかめる。火口周辺に新しい噴気孔が10カ所ある」と指摘。気象庁が2日に発表した「3カ所」より多くの噴気孔を確認できたという。

 10万円台の市販ドローンで、機体価格が1億円以上するヘリからの空撮よりブレが少ない動画を撮影できるとあって、火山観測での有効活用が見込まれる。早川教授は「風向きや天候も整い、全体像がわかりやすく撮れた。専門家自身が構図を決めてシャッターを切れるのは従来のヘリ空撮と大きく違う。住民や観光客にとっても自ら火山を観察するきっかけになる」と話している。

2015年07月19日
毎日新聞(無料)から
(引用)



犾無記名にしたらセクハラ報告が激増 千葉市教委の調査

 千葉市教育委員会は17日、昨年度実施した市立小中高校などの児童生徒、教職員に対する体罰・セクハラ調査の結果を発表した。今回から無記名にした結果、セクハラの報告が激増。中学生では、セクハラを受けたと答えた男子が前回の11人から68人に、女子は23人から96人になった。

 中学生女子では、「みんなの前で容姿を話題にされた」が前回の1人から12人に。「性的内容の電話・手紙・メールをもらった」が前回のゼロから5人に増えた。「必要もないのに身体に触られた」は最多の43人(前回13人)で、「性的な話を言われた」は32人(同9人)だった。

 教委の担当は「防止の取り組みを強化したい。経年比較も重要だ」と話した。

朝日新聞デジタルから
2015年7月19日(日)8時32分
(引用)



竑日本マクドナルド社長 “信頼回復道半ば”

使用期限切れの食材を加工した疑いがあるとして、「日本マクドナルド」が中国製の鶏肉を使用したチキンナゲットの販売中止を発表してから22日で1年となります。サラ・カサノバ社長はNHKのインタビューに対し、「消費者の信頼回復はまだ満足できる状況ではない」と述べ、品質管理を徹底し、信頼の回復を急ぐ考えを示しました。

「日本マクドナルド」は、チキンナゲットの材料の仕入れ先だった中国・上海の食品加工会社が使用期限切れの食材を加工していた疑いが明らかになったことを受け、去年7月22日、中国製の鶏肉を使用したチキンナゲットの販売中止を発表しました。さらに、ことしに入ってからも商品に歯やビニール片などの異物が混入していたことが相次いで明らかになりました。

こうした問題を受けて、「日本マクドナルド」は、工場や店舗の検査態勢や、情報公開の在り方を見直すなどの再発防止策を進めてきましたが、毎月の売り上げは、今なお、前の年を20%以上下回る厳しい状況が続いています。

品質管理を巡る一連の問題が最初に明らかになったチキンナゲットの販売中止から22日で1年になるのを前にサラ・カサノバ社長がNHKのインタビューに応じ、「消費者の信頼回復は、ある程度は進んだが、まだ満足できる状況ではない。完全な回復には粘り強い努力が必要だ」と述べました。そのうえで、「品質や安全性を高める道のりに終わりはない。仕入れ先や店舗を含めてグループ全体で課題を見つけ、改善を図っていく」と述べ、品質管理を徹底し、消費者の信頼回復を急ぐ考えを示しました。

再発防止へさまざまな対策

去年7月からことし2月にかけて、商品の品質管理を巡る問題が相次いで明らかになった「日本マクドナルド」は、再発防止と信頼回復に向けてさまざまな対策に取り組んでいます。

まず、取引先だった中国の食品加工会社で使用期限が切れた食材を使っていた疑いが明らかになった問題を受けて、この会社から仕入れていたチキンナゲットの材料を含めて、鶏肉の仕入れ先をすべて中国からタイに変更しました。また肉や野菜など主な食材を扱う工場の検査について、これまでのように事前に告知せず、抜き打ちで行うようにし、検査の回数も増やしました。材料の原産国を会社のホームページで公開することにもしました。

さらに利用客から商品への異物混入の指摘が相次いだことを受けて、従業員の研修方法を見直しました。全国の店舗に勤めるアルバイトの責任者を対象にした研修、そして、およそ14万人に上るアルバイト全員を対象にしたインターネットでの研修で異物混入の防止策や、万が一発生した際、対応を徹底する取り組みを始めました。

従来から実施している第三者機関による店舗の抜き打ち検査では、研修で学んだ内容を含めて再発防止策が徹底されているかを重点的に点検しているということです。

このほか、店内で調理をしている場所が客席から見える店舗を増やすなど、消費者の信頼回復を目指し、さまざまな対策に取り組んでいます。

消費者の目は確実に厳しくなっている

「日本マクドナルド」をはじめ、食品関連企業で品質管理の問題が相次いだことについて、消費生活コンサルタントの森田満樹さんは、「輸入食品の安全性に端を発していると思うが、それに加えて異物混入など、さまざまな問題が起きて、消費者の企業に対する信頼が損なわれ、この1年間で食の安全に対する消費者の目は確実に厳しくなっていると思う」と話しています。そのうえで、異物混入などが起きた場合の企業側の対応について、「最初、問い合わせを受けたときに、製品の状態をよく聞いて送ってもらうなり取りに行くなりして一緒に確認するという姿勢が重要だ。そこから原因を探って、再発防止を講じるという機会にするようにきちんと耳を傾けてほしい」と指摘しています。

NHKニュースから
2015年7月22日0時48分
(引用)



竑パン職人日本一は元半導体営業マン 一度は拒んだ道究める

 かつては半導体メーカーの営業マンという経歴のパン職人がいる。北九州市八幡西区八枝のパン製造・販売「木輪(きりん)」の芳野健さん(35)。一度は拒んだパン作りの道を歩んで8年。今年、全国のパン職人が腕を競った「第2回ベーカリー・ジャパンカップ」の食パン部門の頂点に立った。芳野さんは「父が創業した店を継ごうと思い、パン作りに自信を付けたかった。受賞を機にもっと成長したい」と話す。

 大会は全日本パン協同組合連合会などの主催。食パン部門の予選には約50人が挑み、2月に千葉市であった決勝に4人が進んだ。食パン部門の条件は「国産小麦を50%以上使用」など。九州産の小麦粉を主に使い、麦畑にいるような風味や香りを味わってほしいと願い「麦畑」と名付けた。審査員の反応は「香りが良い」と上々。栄冠に輝いた。

 木輪を創業した父、栄さん(63)の背中を見て育った。朝は午前3時から夜は午後8時半ごろまで働く姿を見て「パン職人の仕事はつらい」と感じていた。就職活動に励んでいた大学3年、栄さんから跡取りを打診されたが断った。半導体メーカーに就職。大手電機会社に毎日のように通いICチップやLEDライトなどを売り込んだ。

 入社して3年が過ぎ、ふと、将来の自分を考えた。上司の課長や部長の上にはさらに本部長がいて、社長もいる。売り込む商品は自分で作ったわけではない。大きな組織では自分が小さく見えた。一方、栄さんは店の看板を背負ってパンを焼き、「おいしかったよ」「また食べたい」というお客さんの声に接している。「父の人生の方が価値や夢があるものに思えた」

 しかし、今まで指導してくれた上司と、「店を継がない」と言ってしまった父への後ろめたさで、心は揺れた。そんな時だった。栄さんが体調を崩した。当時、結婚を前提に付き合っていた妻から「私も付いていくよ」と後押しされ、気持ちは固まった。

 27歳で退職。修業先を探した。「木輪には10年以上パンを焼くスタッフもいる。帰ってきて『何もできません』とは言えない」。千葉県松戸市のパン店に弟子入りし、木輪に戻るまで5年半の歳月が流れた。

 麦畑(1斤税込み324円)は木輪の売れ筋商品。農家の思いをもっと生地に込めようと6月、福岡県うきは市の小麦農家を訪ね、麦刈りも体験した。芳野さんは「麦畑は通過点。魅力あるパン作りに励み、来て楽しいと思えるパン店にしたい」と話した。

qBiz 西日本新聞経済電子版から
2015年7月21日(火)11時14分
(引用)



竑東京観光:船と自転車で新しい楽しみ方 外国人向けに

 自転車をクルーズ船に載せ、東京湾遊覧と都心の自転車ツーリングを楽しむイベントが20日あった。5年後の東京五輪で増えるとみられる外国人観光客向けに、東京の新しい楽しみ方をつくろうと、都内の団体「まちふねみらい塾」が在日外国人約10人を招いて試行した。

 参加者は東京都中央区の日本橋船着き場で電動のレンタル自転車とともに乗船。水運で開けた江戸の歴史や五輪の会場計画などについて、陣内秀信・法政大教授(建築史)の解説を聞きながら船旅を楽しんだ。港区の日の出桟橋で船を下りて自転車に乗り、増上寺や愛宕神社、千代田区の霞が関官庁街、皇居などを周遊した。

 ガーナ出身の非政府組織(NGO)代表、アナボヌ・ユウジンさん(24)は「狭苦しいと思っていた東京をこんなに広く感じたのは初めて。水辺から見た東京は心に響いた」。フィリピン出身の会社員、ディアキルマーさん(24)は「自転車と船との組み合わせはとてもいい。安全な街なので夜にもやって」と話していた。【山田大輔】

2015年07月21日
毎日新聞(無料)から
(引用)



竑開通115周年:竜ケ崎線記念切符に「コロッケ割引券」

 関東鉄道(本社・茨城県土浦市)は、竜ケ崎線(全長4.5キロ)開通115周年を記念して「竜鉄コロッケ☆フリーきっぷ」を発売した。コロッケ割引券(150円分)付き1日乗り放題で500円。割引券が使える店舗地図も付く。

 沿線の龍ケ崎市はコロッケを「ご当地グルメ」として売り出し中で、昨年はヤフージャパン「ご当地メシ決定戦」で日本一に。この勢いにあやかろうと同社が「コロッケクラブ龍ケ崎」(加盟18店)と連携した。

 「気動車に乗って日本一の味を食べ比べに来ていただきたい」と同クラブの飯島進会長(44)。暑い夏に、熱々のコロッケで町おこしを狙う。【安味伸一】

2015年07月20日
毎日新聞(無料)から
(引用)



犾青函トンネル:JR北、避難設備見直し…事故経験生かす

 北海道と青森県を結ぶ青函トンネル(53.85キロ)内で4月に発生した特急「スーパー白鳥」発煙事故を受け、JR北海道が見直しを進めている避難対策の概要が分かった。事故で避難完了に約6時間かかったことを教訓に、地上と結ぶケーブルカーの定員を増やし、救援列車の迅速な運行を可能にして、短時間での避難完了を目指す。【小川祐希】

 事故では青函トンネル内で初めて乗客が徒歩で避難した。最後はケーブルカーで避難所から地上まで避難したが、通常は資材運搬用で定員が約15人だったため、乗客を9回に分けて運ばざるをえなかった。救援列車の運行も、衝突防止のための人員配置が必要なため断念。避難に時間がかかる要因となった。

 さらに、来春開業する北海道新幹線の乗客定員は、在来線特急(345人)の2倍以上の731人となり、避難対策の強化が迫られていた。

 新たな対策は、ケーブルカーの荷台部分に座席を取り付けるなどして、定員を増やすほか、新幹線開業で信号設備も更新し、救援列車の迅速な運行も可能にする。JR北は、青森側からも救援列車を運行できるよう、JR東日本と車両の手配や人員配置などの協議をしている。

 また、避難の際の不便や不安を少しでも減らす対策を実施する。現在の竜飛、吉岡両定点にある緊急時の避難所には、ベンチ計700人分、トイレ計30基が設置されているが、これを増設。アンテナ整備で携帯電話を使えるようにする。

 トンネル内で本線とは別にある避難用の通路に、避難所までの距離を100メートルおきに表示。地上に待避場所の新設も検討している。

 JR北は、新しい避難マニュアルを秋までに完成させ、乗務員がタブレット端末で活用できるようにする。島田修社長は「できるだけ短時間で避難できるよう詰めたい」と話している。

 ◇青函トンネル内での発煙事故◇

 4月3日午後5時15分ごろ、青函トンネルを走行中の函館発新青森行き特急「スーパー白鳥34号」(6両)の5号車床下で煙が発生し、竜飛定点(旧竜飛海底駅)を約1キロ過ぎた地点で緊急停車した。約20分後に乗客124人が降車を開始し、さらに約45分後に全員が定点に到着した。ケーブルカーで全員が地上に避難したのは発生から約6時間後だった。けが人はなかった。

2015年07月18日
毎日新聞(無料)から
(引用)



竑化粧品:原料はサメ サメの町気仙沼で開発 サメ肌に…

 宮城県気仙沼市で、特産のサメから抽出したコラーゲンを原料とする基礎化粧品が開発され、16日、市内で商品発表会が開かれた。

 開発したのは、6月に設立された「KESEMO MARINUS」(ケセモ・マリナス、斎藤まゆみ社長)。同社は、水産資源の新たな活用法を見いだそうと一昨年に市が設立した「水産資源活用研究会」で、サメを活用した化粧品開発に取り組んできた水産業者などが出資して設立した。

 商品は、化粧水「フカコラーゲンミスト」と美容液「フカコラーゲンジェル」の2種類で、いずれも税別2700円。サメ由来のコラーゲンのほか、同市大島のユズと大谷のハマナスのエキスを配合した。

 アドバイザーとして関わった元資生堂の化粧品開発担当者、池田敏秀さんは、記者会見で「質のいいコラーゲンを使って、保湿効果も高い、これまでにないものができたと自負している」と語った。

 斎藤社長は1万個の年間販売目標を掲げ、「豊かな水産資源から新しい価値を創造しようと取り組んできた。美しい海から生まれた気仙沼発の化粧品を多くの人に手にとってもらいたい」と話した。

 すでに市内の薬局や都内の一部店舗で先行発売されており、今月20日の海の日から、今後開設する同社サイト(http://kesemo‐marinus.com/)でも販売する。【井田純】

2015年07月17日
毎日新聞(無料)から
(引用)