人の流動性。
人事異動の季節になると
上司としては
少し不安になる。
優秀なメンバーが
異動してしまわないか、
という心配である。
当然、異動が発生すれば
引継ぎなどの仕事も増える。
だが一方で、
人の流動性を失えば
組織は硬直化する。
私もこの問題に
悩まされたことがあるが
ひとつ気づいたことは
人を出さなければ
人が入ってこない、ということだ。
出すことは、勇気がいるが
入ってくることだけ期待していても
何も始まらない。
会社の退職理由としても
上司と合わない、が1位らしい。
そう考えると
人の流動性を保つというのは
合理的だし、
必要なことでもある。