寝ること
睡眠は、人間にとって重要なものだが
どれだけ取ればいいのかは、いつも悩む。
寝すぎてもよくないし
寝ないのもよくない。
本屋に行くと、「安眠」関連の本が
並んでいるのには驚く。
それだけ、睡眠を気にしている人がいるということだろう。
シンプルに考えたら
疲れたら寝る、ということなのだが
なかなか思うようにはいかない。
私が睡眠について考えるときに
思い出すのが、村上龍の本に書いてあった
「ゲリラにとって移動が休息だ」
という文章。
ゲリラというと、物騒だが
常に戦闘状態にあるゲリラにとって
休息に当たるものがあるとすると
次の戦闘に向かう間の移動時間である。
睡眠も同じようなものかもしれない。
1日という戦闘状態が終わって
次の日へ移動するわずかな間、休む。
そう考えると
睡眠が無駄な時間ではなくて
活きた時間に思えてくる。