病気になったら | 怒りブログ。

病気になったら

先日、インフルエンザに罹ったとき

胸のレントゲン写真を撮ったのだが

医者から肺のリンパ腺が腫れてますね、

と言われた。

そして精密検査しましょう、と言われた。

突然のことだったので

ガーンという感じで目の前が真っ暗になった。

診察、検査、説明と

3回、大学病院にいく羽目になった。

そして精密検査を受けるまでの数日間、

検査結果の説明を受けるまでの数日間、

鬱々と色々なことを考えてしまった。

たまたまテレビで

がんと闘うサーファーの番組tenkimiを見たのだが

他人事に思えず、じっくり見てしまった。

また昔のことを思い出し

15歳のときに、病気にかかったときに

神様、何とか30歳まで生きさせてください、

とお祈りしたことを後悔したりした。

しまいには、家族に対して

人間は必ず死ぬもんだよ、と言い出す始末。

相当な落ち込みようである。

だが結論は、

CTスキャンまで撮ったにもかかわらず

異常なし、問題なし。

肺の血管が

他人よりも太いせいでしょう、

の医者の一言で終わってしまった。

その一言を聞いたとき

病気でなくてよかった、

という安心感はなく

生きているってこういうことなんだなあ、と感じた。

病気になろうが、悩もうが

全ては生きていることの延長である。

当たり前のことだが

そのことを久しぶりに実感した。