日本は仏教だけど、あまり深く信仰している人は少ないと思う。そして、宗教と聞くと偏見をもっている人はたくさんいると思う。
確かにオ○ム真理教であったり、いきすぎたモノもあるのは事実であるが、教を信じ、教えを守るその姿は心を打たれるモノがある。
ブッタガヤー。
ブッタが修業していた場所でもある。
さまざまな国の寺があり、僕はチベット寺に泊まらせていただいた。
せっかく来たのだからと、滞在した３日間は朝５時、夕方５時の座禅に参加した。
１時間、座禅を組み、背筋をのばし、目を閉じ、一切なにも考えない。
なにか次々頭にわいてきて、なかなか無心になれないものだ。
寺にて、修行に励む人を見た。若い１０歳ぐらいのコから、同じぐらいの歳の人。おじいさんまで。
毎日毎日同じ事を繰り返し、たんたんとこなしていく。
あの姿は、光を放っているような感じでした。
なにも疑いのない顔、怒り、喜び、悲しみ、ツラさ、そういう感情は一切感じない。
なんかすいこまれるような感じで見つめていました。。。
同じ事をしていけば、人生を悟ることができるのか。
それができるのなら、出家してみたいとも思った。
そして、今の自分は迷いの中にたたされていて、迷いなくこなすあの姿は魅力的であった。
ブッタ（悟った人という意味）は言った。
「よりよく生きようと努めない限り、この生は苦に終わってしまう。」
「苦は苦のままに生きる。思うがままにならないなら、そのまま受け入れる」
これが悟りのようだ。
ブッタは苦行のしすぎで、倒れ、その後。気付いた事。
苦行だけでは悟れない。
苦しすぎる時では正しい判断ができない。
逆もそうである。
中道が一番らしい。
この町の子供は可愛くて元気がよくてすごくよかった。
しかし、村を訪れた時、僕らの姿を見ただけで不快な目をする人は少なくなかった。
「ひたすらマニー、マニー」とついてくる子供達。
なんか悲しくなった。
お金を渡して解決される問題ではない。
どうする事がベストなんだろう。
あるお母さんにも言われた。「マニープリーズ。」
なんか泣きそうになったけど、向き合って話し合ってみた。
日本の事や自分の事、夢の事、奥さんの家族の事、インドの事。
最後は打ち解け、おかあさんは放牧中の牛を逃がしてしまいそうになるほど、夢中でおかあさんの子供と僕と一緒に遊んだ！
おかあさんが、お父さんに怒られててきまずかったけど、、、。
浮気とは思われてなくてよかった、、、。
最後に、恋愛でも友達でも家族でもなんでも信じる事からはじまる。
信じる事は素晴らしい事です。
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