AZURE TESTAMENT 人間とゴエティアに記されし魔神の間に生まれた”炎の魔人”の物語。(連載中)
TABLETS 叡智と引き換えにヒトは異形なるもの達と争い続けることを強いられる。(メモのみ)
Re:Circle of Raven オオカラスの死は他の生物に過酷な試練を与えた。(メモのみ)
北天について
北天
ヒトに英知をもたらした者、ナナ=シンが月から降り立った、南海より北に位置する大陸の一部。
三方を海に囲まれ南北にアルマと呼ばれる大山脈が走る。
現在は東、北、南に大きく区分されそれぞれが自治する都市国家が数多く興る。
最もヒトの集まる東部のニファルで使われているファリエが母語あるいは第二言語として定着している。
かっては四方を障壁により守られていたが、西に穴が空き、星神の僕である異形の侵食により古来西部と 呼ばれていた全地域がヒトの住めない環境へ変化した。
そのため、旧西部と隣接する北部には対異形組織DOLGの本部が設置されナナ=シンがヒトに授けた武器TABLETを使役する者が集う。
第七話 (途中までです)
雪は私の体を通り過ぎ地面に積もる。
一面白の世界を見下ろし、遥か下の氷の城の内部からひとつの尋常でない妖気を感じ取った。
太陽が出ているというのに、物音ひとつ聞こえてこない。
城の関係者も見えない。
私は今見えているものが何らかの予兆であることぐらいしか分からない。
そして、その場から意識が飛ぶのを感じた。
影の国の中の一室で目を覚まし、同じ部屋のミミを起こさないよう部屋を出た。
なぜだか分からないが、夢で見た雪の国が新界にあるような気がする。
新界は中層の下、下層に位置し今現在無から作り出されつつある世界のことだ。
tablets 過去 聖杯戦争<2>
白い石の装飾が施された漆黒の聖杯はエリュオンの礼賛堂に安置されていた。
そして護送のための長い旅が始まるはずだった。
対立する二つの勢力は遺跡のすぐそばに待機しており、遺跡から出てきた捜索隊は敵であるイリネアの強襲を受ける。
剣士アルガートは主ウルシャナと二名の従者の盾となり、聖杯を守りきることに成功するが、グレタの王命により戦火は切られた。
エアンナまで戻ったウルシャナはこの聖杯<サント・ルーネ>に触れ、適性を開花させる。
アルガートは聖杯に刻まれた文字、”是癒しであると共に滅びである”に気づき主に進言するが、こともあろうにウルシャナは得た力を使い現王の退任のため策をめぐらすようになる。
グレタ側の要請で正式に軍へ加わったアルガートは主の下を離れ数々の勝利を得る。
このときヌアザという名を使っていたことから、後世に伝えられている英雄が生まれた。
アルガート自身も力を行使する側であった故にウルシャナの動向には常に目を光らせていたが、グレタの王ウルザークは突然崩御した。
そして新たな王ウルグラスナが即位し、その式典の末席に参加したアルガートは、王座におわす人がウルシャナだと確信する。
ウルグラスナは安定した治世を取り戻した王として語られるが、出自のはっきりしない謎に満ちた半生を送った人物である。聖杯は王の死後多くの者が見守る中で突然消滅したと伝えられている。
一団の将を任されたアルガートは、この戦争がグレタ側の勝利で終ると同時に姿を消す。
有力な一説には現在の北部のシナ自治区に子と住み着いたというのがある。
蛇足: アルガートは女性とも伝えられている
本編の主役スウェイはこのアルガートの子孫である可能性が高い
聖杯の破片が現在のエアンナのどこかに保管されているという噂がある
明日は多分AZURE~更新いたします
tablets 過去 聖杯戦争<1>
200年前、グレニュイではウル王朝が繁栄を極め、人と人とがタブレットの模倣を使い戦争を行っていた。現在の北部と東部に位置したグレタの書簡庫のある都市アリンナに一人の剣士が敗走したグレタの兵団と共にやってきた。彼の首から下げた銀製の横たわる月の紋章に興味を示した当時の書簡長ウルシャナは彼女のお抱え医師の息子を通して書簡庫に剣士を招く。
ウルシャナは剣士の話す言葉がグレタ一帯の古語である事に気づき、彼の力を借りて古い文献の翻訳に取り掛かる。そして作業を進めていくうち、封印されたタブレットの所在に関する文面にたどり着く。
その発見はグレタの愚王ウルザーク、敵国のイリネア(現在の西部に該当)に知れることとなり、新たな戦乱の火種となった。後の「聖杯戦争」、そして「銀の腕のヌアザ」にまつわる英雄伝説はここに始まる。
ウルシャナは、アルガートと名づけた剣士を引き連れ、”生命”に関するタブレット聖杯<サント・ルーネ>捜索を進めた。その動向はすべて二つの勢力につぶさに報告がなされた。
エリュオン遺跡群に進んだ捜索隊は深奥でついに聖杯を得る事に成功する。
tablets に関するメモ
Tabletsとはグレニュイに暮らす人にとっての神ナナ=シンが星神の生み出す異形に対抗して人に与えた広い意味での武器の事を指す。
適性のないものには完全に各々の力を引き出すことができないため、過去大規模な”選別”がたびたび行われた。
全部で22の型を元に構成されており、一部は欠損。現在は人の手で更なる改良が施されるに至る。
大まかに機能は三つに分けられる。
Solas は剣や銃など最も武器としての機能を果たすもの。精神力の消費はやや少なめだが、扱うには修練はもちろん、身体能力の高さが必須となる。
例) 光の剣<クラウ・ソラス>
力より器用さが求められる片刃の長剣。
Lune は扇や占いの道具などの外見をとる。その内に蓄積された理力を開放し、炎やカマイタチ、雷雨などを引き起こす。(魔法に該当)精神力の消費が多く、戦いにより精神崩壊を起こした者も少なからずいる。
例) 星辰盤<エスト・ルーネ>
あらゆる系統の理力が込められた占い道具。
Haras は宝石などの姿をとる。数が少なく適性のあるものは生まれにくいがSolas、Luneの性能を高める能力がある。
例) 探索角<ソリア・ハラス>
近くにいるタブレット使役者の位置を把握するのが最大の機能。
