~前回までのあらすじ~
時は昭和初期、キャバレー「ピンクナイト」で
毎夜接客に励むエギ子達。。
そんなエギ子達に、ミーティング時、
ま~くんオーナーから衝撃の言葉が発せられた。
「お前たち 給料が欲しいなら毎晩抱かれて
客(イカ)取って来いヾ(。`Д´。)ノ」・・・・・
衝撃の発言にうろたえる店の娘たち(((゜д゜;)))
泣きじゃくり、うずくまる者も・・・
これでは今日の営業に支障が出る・・・。(゜д゜;)
そう判断したマネージャーがエギ子達をいったん
控え室にかえす。
「不況のアオリを受けて、正直ウチの店も厳しい。
オーナーがあんな事を言ったのも、きっと焦りから・・・。
そう、心からの言葉じゃないんだ
だからみんな、今日も張り切ってお客様を迎えよぅ」
マネージャーの言葉に幾分落ち着きを取り戻し、開店の
準備をしようと再び店内に戻るエギ子達。
そこにオーナーの姿は無く、エギ子達は、
まだ熟しきっていない、その胸を撫で下ろした(*´Д`)=з
木曜日という事もあり、その日は客足も鈍かった。
最後の客、常連の「へっぽこ」と呼ばれるその男が店を
出たのは午前1時を少し回った頃だった。
ミーティングの記憶も薄れ、女たちは着替えを済ませ、
次々と店を後にした。
「夜の蝶」とはいえ、彼女たちも普段は16~22歳の
まだあどけなさが残る少女達。 化粧を落とし、普段着に戻ると
「可愛らしい」という言葉がしっくりと来る。
エギ子が着替えを済ませた頃には、他の娘たちは
全員店を後にしていた。マネージャーも。
エギ子が裏口から出ようとしたその時、
「おい、もう帰るのか」
振り返ると、そこには赤い顔をしたオーナーがいた・・・
続く・・・