土曜日の朝は、凄まじく感動的だった。
自分が生きている事を素晴らしく感じ、感涙を流しながら、心から喜んだ。
朝焼けの景色も、祝福してくれているように感じた。
沿道の花も、いつもと違って見えた。
鮮やかに咲き誇っていて、青空をバックに映えるのを見て、命が輝いているように感じた。
以前、コロナ禍に悩みに悩み抜いた朝、感動的な景色を見た時にも、同じような感覚を覚えた。
五光がさすような景色に、激しく胸が震えた。
好きな女性を想いながら、海に浮かぶ満月を見た時には、切なく胸が震えた。
力強く立ち上がる積乱雲に、自然のパワーを感じて、恐れに胸が震えた。
太陽のパワーに圧倒され、胸が熱く震えた。
鮮やかな虹を見た時は、胸が躍るように震えた。
その時には分かっていなかったが、それまで抑えていた感情を、少しずつ出せるようになっていたのだろう。
いつからか、感情が溢れ出すようになり、感涙を流せるようになった。
以前は、怒りや悲しみなどの感情に捉われてばかりだったが、それらに捉われなくなる事で、喜びや嬉しさの感情が溢れ出て来たのかも知れない。
思考によって気付きを得て来たが、要らぬ思考をやめてみると、日々に感動するようになった。
怒りや悲しみの世界を作り出していたのは、自分の思考だった。
それをやめただけで、日々が変わりはじめた。
同じ世の中を生きていても、ネガティブにフォーカスするのと、ポジティブにフォーカスするのとでは、見える景色が全く違って来るのだろう。
辛く、苦しい世界では無く、楽しく、素晴らしい世界に居ると感じるだけで、ワクワクして来る 笑
足取りは軽くなり、躍るように歩いていると、それだけで楽しくなって来る 笑
「目の前の現実は自分が作り出している。」
その意味を理解した。
人生が新しいフェーズに入った。
素晴らしい景色達は、思考に苦しむ自身に、それを教えてくれていたのだろう。
深く感謝したい。