前編の続き
アジ活かしクーラーボックスの酸欠防止策で、
再び水中ポンプを導入する事にしました(前編参照)。
今回はプロテインスキマーの反対側に設置。
水中ポンプの高さは水位によって微調整します。
前回同様、水中ポンプの吸い込み口に延長パイプを繋いでいます。
これで底付近の海水を汲み上げ循環させます。
※あきさんブログ参照
そして、
前回使用時の失敗を踏まえて
私なりに簡単なモバイルバッテリーの防水対策を考えてみました。
※前回使用時はこんな感じで台所にあったタッパーにモバイルバッテリーを入れていましたが

配線を出している横の穴の防水処理がきちんとできていなかった事で海水が侵入してしまい、
モバイルバッテリーのUSB端子の差し込み口が錆びてしまいました。
そこで今回は、
海水が配線を伝ってモバイルバッテリーまで侵入してこないように考えてみました。
1Lサイズの小型防水バッグ(シートゥサミットのドライサック使用)
防水バッグにモバイルバッテリーを入れて
(この時、余分な長さ分の配線も入れておきます)
配線ごと3回ロールダウンして口を閉じ、バックルをはめ込んだら完成。
配線ごとバッグの入り口を3回巻き込んでいるので
配線を伝って雨や海水が侵入することはないと思います(?)。
バッグの防水性能ですが、
耐水圧10,000mm以上と書いてあったので、少々の雨や海水を被っても心配ないと思いますが、
説明書きには『精密機器等を入れる場合は二重にしてください』とあったので
小さいジップロックにでも入れてから防水バッグに入れようと思います。
クーラーボックスの側面に自在フックを設置。
釣りの最中はこんな感じで防水バッグを吊り下げておこうと思います。
※配線ごとクーラーボックスの蓋を閉じても、
蓋のパッキンがクッション代わりになり、断線等の心配はないと思います。
道中や釣り座までの移動時は、
ブラブラと邪魔になったりフックから外れ落ちる可能性もあるので
スカリと一緒にクーラーボックス蓋に付けたネットに収納。
こんな感じで水中ポンプを使用する準備はできました。
水中ポンプはAmazonなんかで1000円前後で買えて(中国製)、
おすすめです・・・が・・・
使うモバイルバッテリーによっては
モバイルバッテリーが一瞬で死にます・・・。
※水中ポンプは壊れずに、モバイルバッテリーが壊れます。
Amazonのレビューにも繋いだ瞬間にモバイルバッテリーが壊れたという投稿がいくつかあり、
どうやら使うモバイルバッテリーを選ぶようです(全部の水中ポンプがそういう訳ではありません)。
私は今回新たに買った水中ポンプにモバイルバッテリーを繋いだ瞬間、
2台連続でモバイルバッテリーが壊れてしまいました・・・。
ヤケクソで3台目にチャレンジしたら、それは壊れずに使えました(笑)。
『黒ひげ危機一発』のドキドキ感でした。
なかには壊れないで使えるモバイルバッテリーもあり、
使えるヤツと壊れるヤツの何が違うのか分かりません・・・???
ブクブクだけでも水流は発生していますが、より大きな水流を生ます為に
水中ポンプ使用を選んだのですが、他にも水流で酸素を循環させる事はできます。
メイホー アジカンサイクロン
ヒット商品なので愛用されている方も多いと思いますが、
今思うとよく考えられたシステムです。
これのクーラーボックスバージョンや
クーラーボックスに設置できるサイクロン部分のパーツ販売をしたら売れると思います(欲しい)。
s-ryokeiさんのようにクーラーボックス用に整流板を自作されている方もいます!
そして、Twitterでクラッチさんから勧めていただいた水槽などで使用する水作エイトS。
底の酸素濃度の低い海水を吸い上げて上部へ循環させるので効果ありそうです。
クラッチさんのアジ活かしクーラー。
水作エイトSによって水面が揺れています。
クラッチさんはスキマーと水作エイトを併用されています。
水作エイトS自体がポンプの勢いで浮かないように丸おもりをろ過装置のスキマに入れたらいいみたいです!
アジカンで使う場合、水作エイトSはろ過装置としてよりも
酸素を循環させる目的で使えそうですね。
水中ポンプを試してみたいけど、いろいろと設置が大変だしトラブルも多そうだと思う場合は
エアポンプに繋ぐだけの簡単お手軽なので、水作エイトはおすすめです。
私はサーフでアジバケツを使う時にエアストーンと併用してみようと思っています。
水面を揺らせる
水を循環させる
ブクブクの泡だけでもアジを元気に活かすことはできますが
いつもより多めのアジを生かしたい時、
水温が高い時、
長時間釣りする時、など
これをヒントに
よりアジを元気に活かしておくことができるかも知れません。





