当時調べたネットの情報(まごシド:まごつきませんシドニーでは)によると、空港から市内のホテルまでは(理由は思い出せないが)タクシーでの移動がお薦め、ということだったので、空港前に停車しているタクシーに乗り込み、事前に印刷してきたホテルの場所が載っているエッジクリフ駅付近の地図を運転手に渡した。

 

暫く走ると運転手がしきりに何かを話しかけているように感じたので、集中して聞いてみたが私の英語の聞き取り能力が低いのか、何を言っているのか全然分からなかった。思い切って話しかけてみたら…マイク付きのイヤホンを外して「今、友人と会話中」だから黙ってろみたいな感じだったので、パースと違って優しくないなぁ…というのが第一印象だった。

 

タクシーはホテルの前で停まってくれたのでチェックインをして直ぐに食料の調達に出かけた。最寄り駅であるエッジクリフはホテルから直ぐのところにあり駅の中が明るかったので入ってみたら、その中に美味しそうなパンを売っている店があった。今から別の店を探すのも面倒という理由もあって翌朝の分も含めてここでパンと牛乳を買った。場所的に便利なこともあり、翌日から毎日ここでパンを買うことになった。後日気が付いたことだが、このような店やスーパーマーケットで店頭対応や品出しをしている人達には若い東南アジア系の人が多かった。ここで暮らしているのか、出稼ぎ中なのかは分からないがその逞しさに感心した。

 

明日は、オペラ自体には興味ゼロだがやはりシドニーの象徴でもあるオペラハウスを見に行かなければなるまい!ってことで、滞在中のホテルの最寄り駅であるエッジクリフ駅からセントラル駅まで地下鉄で行き、そこで直ぐに路面電車へ乗り換えてオペラハウスへの最寄り駅であるサーキュラーキー駅へ行くことにした。