ワタシの回りの母仲間で、かんじていたことがありました。


どうも、母というのは、オンナノコに対するときと、オトコノコに対するときは、態度がちがう。

というか、
母は、オトコノコ(息子)のほうを贔屓(ひいき)している。

ある知り合いなど、
3人兄弟で、真ん中だけオンナノコで、
この、お姉ちゃん、歳のわりにちぃっと、甘えん坊さんのところはあるけれど
廻りを見て、忙しそうだと、仲間の中で、自分が一番年長者じゃなくても、
ささぁ~っと、お手伝いに動いてくれる、なかなか良い子なのです。

この子のお兄ちゃんは、吹奏楽部で、全国大会にいくほどの、腕前で、
このお兄ちゃんも、よく、廻りをみて、動ける良い人です。

だけど、お母さんから見ると妹さんは、まだまだらしく、なかなかほめてあげない。

よく、ワタシともう一人のお母さん友達で、『**ちゃん、ほめてあげなよ。』なんて、いっていました。


この母だけにととどまらず、
自立して一人で、起業して、バリバリ会社を廻しているお嬢さんをお持ちのおかあさまも、その娘より、会社員としてガンぱっている息子さんの方ばかり、ほめる。


何で、女親は、むすめを誉められないかなかあ、
やっぱり、同性には、きつくなるのかぁ。
という、ワタクシも、娘にたいして、何故か良いところがみれない。

やってくれたことではなく、やれていないことばかり、くちにしてしまう。

これでは、娘もたまらないだろう
って、わかっているのに、
いやなものである。

何で、こうなっちゃうかぁ?

どうも、
母にとって、息子という、『オトコノコ』は、一番身近な、ボーイフレンドなんだろうなぁ、
なんて、おもったのです。

というのも、自分がオトコノコとオンナノコの母になってみると、
なんだか、オトコノコを贔屓にする母の気持ちがわかった。
のです。


ーとはいっても、ネコの母なんですがー

先住ネコは、キジトラのオトコノコ。
新入りネコは、しろくろの長毛のオンナノコ。

オトコノコのほうは、なかなか慣れなくて、なかなかゲージから出てこなくて、食事もちょっと、いつもとちがうものを出すと、全くたべなかった。
おまけに、旅行にいくので、先の飼い主の保護団体さんのおうちにあずかってもらったときには、3日も、ハンストをおこす、ナーバスくんでした。

ところが、あとからきたオンナノコは、きたそのひから
ゲージにとどまらず、家中探検するは、まだ、1歳にもならないのに、兄さんネコの、ご飯を横から盗み食いするわ。

まあ、オンナノコは、人間のみならず、ケモノの世界でもたくましい。

そんな妹ネコに翻弄されながら、
ときには、妹ネコに、のっかかられながら
オトコノコのお兄さんネコは、すごしている。


こんな関係を見ていると、どうしても、お兄ちゃんネコをかばってしまう。

オトコノコは、人間も、ネコも、その他の動物もふくめて、オンナノコより、心が広くて優しい気がします。
だけど、それを全面に出してしまうと、子孫反映なんて、大それた子とは、できなくなるから、神様は、オトコノコには、オンナノコにはない、腕力を持たせてあげたんだろうなぁ、
なんておもいました。

で、母になると、何となく本能で、オトコノコの脆さが見えてしまうんだろうなぁ、
って、きがつきました。
その、脆さと、それでも強くいなきゃいけないつらさを母親だからこそみえてしまい、
贔屓してしまうんだろうなぁ…ってね。

なんて
ネコの兄妹の、母になってきがつくのでした。

オトコノコを持ってるお母さんは、きっといろんないみで、違うんだろうなぁ。
これは、オンナノコしかもたない母には、きっとわからないだろうし、
息子本人も永久にわからないんだろうなぁ。



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