バイクで一度何処かに行った彼。暫くすると車で再び戻って来ました。「乗れよ」と言う彼に頷いて助手席へ。泣いた私に「ドライブしよ。暫く走らせてるから」と。口下手な彼はそれから何も言わず車を走らせた。私の涙が乾くまで。その日から私は彼と付き合う事となりました。一生に一度の熱い熱い恋。彼の為なら死ねる。そう感じたのは人生でただ一度だけでした。彼のバイクに乗せて貰ったり旅行に出掛けたり八景島に行ったり。ただただ二人で居たあの日が恋しくて。今でも胸が苦しくて。確かに私恋していたんだな。輝いていた、あの日。