好条件で太陽光発電できた場合の年間発電量を計算
おはようございます、こんにちは、青だんごむしです。いつも当ブログを読んでいただき、ありがとうございます。今月は天候がよくなくて、もう連日買電が続いている状況です。このため前年度よりも発電量が落ちてしまってて電気の自給自足が達成できない状態にあります。そんな中で・・・今回は太陽光発電で、好条件で発電した場合の発電量を計算していきたいと思います。「そもそも好条件とはどういうことや」ということですが、それは全ての日が快晴だった場合です。現実では絶対無理な話ですが、もし全ての日が快晴だったときの発電量って気になったりしませんか? 私は気になります。夢のある話ですので、興味ある方は是非最後までご覧くださいませ。現状の発電量は?当家の太陽光発電システムの詳細は以下の通りです。太陽光パネル:サンパワー 12.96kW(360w x 36枚)パワコン:デルタ電子 9.9kW(5.9kW + 4.0 kWの2台)屋根形状:片流れ 1.5寸 南東向き2023年1月~12月までの発電量(3年目)2023年の年間発電量は、16,984kWhでした。01月:878.4 07月:1,877.802月:1,241.1 08月:1,655.203月:1,586.7 09月:1,400.904月:1,619.9 10月:1,380.405月:1,821.9 11月:1,059.406月:1,378.8 12月:1,083.6当家は9.9kWのパワコンに対してパネルが12.96kW設置しているので、過積載での発電量となります。春から秋までの期間は、発電した電気の一部を捨てる形(ピークカット)となっています。詳しくは以下(私の別サイト)でご確認ください。太陽光パネルを過積載した時の年間メリット | イシンホームの家で電気の自給自足に挑戦今回は住宅に太陽光パネルを過積載で設置した時に分かったメリットをお伝えします。 毎月発電ピークカットをした時の1年分の実データを元にして比較していきたいと思います。 今回の記事は、ごく一般住宅にされる太陽光積載量(4kW~6kW)に対してでishinhome2020-taiyoko.com2023年5月と2023年12月の 1日あたりの最大発電量本来の発電では右画像のように山グラフになるのが一般的ですが、家庭で使うための電気に変換する機械のパワコン容量をオーバーして発電(過積載で設置している場合)すると、左画像のような途中でカットされた山グラフになります。好条件で発電した場合の発電量当家では毎日の発電量も記録しております。毎月の中で、発電量が必ず同じになるのかというとそうではなくて、太陽の登り方が時期によって変化してきます。快晴の日であっても、4月1日(74.3kWh)と27日(82.9kWh)では最大の発電量が違うのです。好条件の発電量基準毎月1日と30日では発電量が違うので、中旬期間で最大の発電量を基準にします。※中旬期間とは11日~20日1月:51.9 5月:82.7 09月:62.72月:66.6 6月:83.7 10月:62.43月:70.8 7月:79.4 11月:53.04月:78.0 8月:76.2 12月:48.4※単位はkWh好条件だった時の毎月発電量中旬期間の発電量を毎月の日数(28日~31日)を掛けて計算します。01月:1,608 07月:2,46102月:1,864 08月:2,36203月:2,194 09月:1,88104月:2,340 10月:1,93405月:2,563 11月:1,59006月:2,511 12月:1,500年間発電量:24,808 kWhまとめ好条件であった場合の年間発電量は、24,808kWhでした。当家の売電単価(21円)で計算すると約52万円の発電量になります。それに対して実際の発電量は、16,984kWhなので7,824kWhくらいが悪天候により発電できていない状態であることが分かりました。実際の発電量が、好条件の年間発電量に近いほど「たくさん元がとれている」と実感することができるので、太陽光発電の損得に興味がある方は毎年の発電量を観察して見比べてみるのも面白いかもしれません。当家のパネルは発電量が多いとされているメーカー、サンパワー(現マキシオン)なので、他の太陽光パネルメーカーより多く発電しているようにみえますが、発電を開始した最初の10年間はどのメーカーのパネルも劣化率はそんなに落ちないので、他の方のデータと見比べても全然大丈夫です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。