仮契約から着工までの大きな出来事を、伝えたいことが多いので数回に分けて #2に上書き更新という形で追加していこうと思います。

 

☆最初に打ち合わせしていたイシンホームFC工務店が倒産

元々は近場にあった少し大きめのイシンホームFC工務店で検討していましたが、その会社が突如倒産してしまった為、しっかり仕事をしてくれそうな代わりのFC工務店を選ぶ経緯がありました。

 

☆新たな工務店の初期の相談から仮契約までの打ち合わせ回数
1回目の家造りの相談させてもらったのが2020年1月上旬ですが、仮契約した2月下旬までの打ち合わせ回数は4回位でした。2週間に1回、又は3週間に1回という遅いペースでした。

変な話、見込みの無い客に見られていたのかもしれません。

お店での打ち合わせよりもLineでのやり取りが多かったと思います。

 

☆仮契約から本契約までの打ち合わせ回数
2月下旬から丁度1ヵ月後に本契約しましたが、打ち合わせ回数は2回だったと記憶しております。正直不安しかありませんでした。何故なら、他ハウスメーカーよりもお店での打ち合わせ回数が少なかったから。

ここでもお店での打ち合わせよりLineによる打ち合わせが多かったように見えます。

 

☆お店で打ち合わせする時

他ハウスメーカーで店舗で打ち合わせする時は、パソコンの画面を見ながら間取りを書いてもらって建物内部の立体イメージを見せてもらっていたのですが、こちらのFC工務店ではオール紙媒体で間取り図面の説明でした。

打ち合わせ用の机にはいつもPCモニターが設置しているので、契約後は分かりやすく画面を見ながら間取り提案してもらえるのかと思っていたのですが期待と違ってガッカリしました。

打ち合わせ時間は毎回大体2時間位でした。

 

☆設計士の居ない工務店
モデルハウスも無い規模の小さな工務店なので、建築士とアドバイザー、営業担当だけで専属設計士は居ませんでした。本契約して間取りが確定したあとに外部の設計士に図面をオーダーされていました。

(倒産した工務店では専属設計士さんが居ましたので、仮契約前の段階からしっかりした図面を出していただいてました)

 

[2021/7/24 追加]

 

☆太陽光発電のプラン変更

仮契約前はですね、イシンホームで頂いたHEIG自由設計という冊子の

 

 

こんな感じの家にしたかったんです。ある意味、男のロマンで自分としては理想でした。

片流れ屋根に前面太陽光パネルを配置して、カーポートにもイッパイ配置したかったんです。20年売電で、リース完済後の11年目~20年目までは売電収入で住宅ローンの返済も楽になるかな・・・・・って思ってたのです。

 

それが契約直前の3月上旬に経済産業省のほうから、2020年4月から 10kw以上50kw未満の産業用固定売電を始める方向けに「地域活用要件」というのが発表されまして、これに自分のプランも該当していまして、その要件の一つが

 

○発電量に対して、自家消費率 30% 以上消費すること

 

例えば:

屋根とカーポートに太陽光パネルイッパイ設置した場合、およそ積載容量およそ22kwですが

 

イシンホーム推奨のパネルなら22kw積載で年間発電量が25000kw は発電するとします。

この場合、年間で 7500kw 以上消費が必要。

1ヶ月になおすと、625kw以上消費が必要。

年間消費量なのか1ヶ月単位での消費なのか基準は不明ですけど。

 

冬場なら余裕で達成できそうだけど、春秋は冷暖房使う日が少ないので厳しい予想

※実際に入居してから半年の実績で、2021年1月で1190kw、4月で369kw なので やっぱり厳しいです

そもそも、電力消費を抑え売電量を上げて太陽光収入を増やさないといけないのに、これでは10年以内に設備の元を取り戻せない可能性が高いのです。

 

この情報を知らされて、しぶしぶ10kw未満10年固定売電のほうに決めざるしかありませんでした。

この要件がなければ当初の予定通りLONGI製 320Wのパネルを屋根に13.4kw、カーポートに8.3kw分を設置していたと思います。

 

[2021/6/15 追加]

 

☆蓄電池のリースを追加

ZEH仕様で本契約したものの、少ししてからこれもまた2020年に義務化されたHEMS機器や電力計測メーターの取付等で本来20万で済むものが40万の費用が掛かることが分かり、ZEH補助金の60万から差し引くと20万しか残らないと工務店から伝えられました。更にZEHはあまりお得ではないからというようなことを工務店から言われ、どうするか迷っていたところに新しいテスラの蓄電池情報が出てきて、実用性もあり面白そうだと考えリース金額と睨めっこしながら最終的に赤字覚悟で導入を決めました。

 

しかし建てた後に思ったことは、やっぱりZEH仕様にしておけば良かったです。この頃は勉強不足で、費用のことばかりが頭にあって、断熱性能気密性能についての重要さを理解できていませんでした。重視すべきでした。

 

☆本契約後の仕様決め

他の大手ハウスメーカーでは、仮契約から本契約の間に水廻り設備や壁・床等の仕様を決め最終の見積額を見て本契約を行うと思うのですが、私たちがお願いした工務店では本契約してから仕様決めが行われました。標準使用が最近の新築アパートのような仕様で正直ショボかったので水廻りについては全て他メーカーのものに変更しました。

このため、オーバーした費用を予算取りしてあった外構・カーポート・不要だった地盤改良費で補いました。

 

[2021/7/3 追加]