岩手県大槌町で
東日本大震災の復興計画に掲げる
「鎮魂の森」づくりがスタートした。
住民とボランティアが震災がれきの上の
盛り土に約3千本の苗木を植樹。
がれきの上に植樹をして防潮堤とする全国初の
試みで処理の迅速化も期待できそうだ。
町は今後、中心部の海側地域で用地取得を
行いながら本格的な森づくりを進め、震災の
記憶を継承する拠点とするとともに成長した
樹木で津波被害を軽減させる。
今回の津波では、樹木につかまって助かった人
もいることなどから、命や財産を守る防潮堤の役目も担う。
震災がれきが、命を守る森に。